新年、あけましておめでとうございます!
皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと思います!
さて、当事務所では本日1/4(水)より、新年の業務を開始しました。
仕事はじめの本日は、まずは全職員集まっての全体会議です。

まずはうれしいご報告です。
1月から、新たに新入社員として2名の仲間を迎え入れることができました。
昨年の夏頃からずっと根気強く採用活動を続けてきて、ようやく新しい仲間が加わってくれることになり、とてもうれしい限りです!
年を追うごとに、事務所の規模は少しづつ大きくなってきますが、それにともなって、組織という大きな図体をいかにバランスよく保ち、前向きに動かしていくことの難しさを痛感しながら経営を行っています。私の個人的な今年の目標としては、自分の抱えている業務の忙しさを言い訳にせず、スタッフ(特に社歴の浅い若手スタッフ)とのコミュニケーションをしっかりとる、ということです!
さて、本日の全体会議は、昨年末に皆で議論して決めた2023年の経営方針の発表、そして経営戦略(アクションプラン)について話し合いました。
今年の目標として掲げている経営戦略は、昨年末の会議で皆で議論して決めた、以下の2つです。
(1)クライアントの経理業務のフローやニーズをリアルに把握し、クライアントにとって最適な経理体制の構築のサポートを推進する。特に、マネーフォワードクラウド会計を中心としたERPパッケージの導入支援、経理アウトソーシング業務に積極的に取り組む。
(2)事務所の組織体制を強固なものとし、風通しがよく事業推進力の高い職場環境を構築する。特に、業務の仕組み化・標準化、リアルなコミュニケーションの活発化、職員の教育プログラムの充実を通じて、皆がモチベーションをもって仕事ができる環境を構築する。
(1)が攻めの戦略、(2)が守りの戦略、という位置づけです。

昨年の反省点として挙げられるのは、業務が拡大する一方で、人手不足が深刻化しマンパワーが全く追いつかず、年の後半からは、当初立てた戦略に取り組む余裕が持てなかった、という点です。スタッフが2名退職してしまった、というところが非常に大きいのですが、経営者として反省すべき点としては、規模の拡大にともなう「組織の疲弊感」を認識するのが後手になってしまった、という点が大きかったのかな、と思います。
そのような停滞感も味わいつつ、今年は気持ちも新たに、また新しい仲間も加わりましたので、今年は営業活動を再開させていきたいと考えています。10周年を迎えた昨年、売上高としては一つの大きな目標を達成することができた。しかし、当社はまだまだアーリーステージの駆け出しの企業です。これからも多くのお客様のお役に立てるように、ますます精進していく必要があります。
上記の「攻めの戦略」は、特にこれまでも取り組んできた、経理コンサルティング業務の更なる強化ということになります。
ここ数年のDXに対するニーズの高まりを受け、山形のような田舎でも、クラウド会計に対するニーズが非常に増えてきています。そしてさらに輪をかけるように、少子高齢化に伴う人材不足という現状・・・・。そして円安、物価高、燃料高といった経済環境の悪化も、中小企業にとっては非常に重くのしかかってきていると思います。
こういった、中小企業がおかれている厳しい現実をしっかりと乗り越えるために、経理業務のDX化は、多くの企業にとって有益な取り組みだと確信しています。経理をラクに、そしてスピーディーに、必要に応じてアウトソーシングも活用することで、人手不足の厳しい状況を乗り切っていただきたい。そういった思いを胸に、経理業務の効率化、しくみづくりのサポートは、我々が果たすべき使命であると認識しています。
もう一方の「守りの戦略」は、組織としての弱点の強化です。
まだまだ未熟で発展途上の粗削りな組織ですが、特に業務の仕組み化・標準化、部門間のコミュニケーション、職員のキャリアプランの構築など、多くの課題を抱えているのが現実です。こういった組織の弱点を放置したまま、売上の拡大のみを追求していくのはやはり危険ですので、しっかりと対応をしながら経営をしていきたいと考えました。
これらの課題は、取組みとしては非常に難しいものが多いのですが、目を背け続けるわけにもいかないので、現状をしっかり認識すること、そして具体的な方策を考えていくこと、というプロセスに皆を巻き込み、組織全体の課題として取り組んでいきたいと思います。具体的な方策については・・・、その実践と合わせて、また改めてご紹介していきたいと思います!

そして今年は、特に「リアル」にこだわって業務を進めていきたいと考えています。コロナ禍以降、WEB会議やリモートワークなどでのコミュニケーションが増え、実際に会わなくてもそれなりに仕事ができてしまう、という環境にもすっかり慣れてきてしまいましたが、その一方で、リアルで直接お会いすることの大切さもより強く感じています。
そろそろコロナもひと段落するという期待も込め、遠方のお客様と直接お会いしてのコミュニケーションを増加させる、また仲間との直接のふれあいを増やす、といったことにも、取り組んでいきたいと考えています。
この「リアル」に関する具体的な取り組みについても、随時ご紹介していければ、と考えております!
本年もどうかよろしくお願いいたします!