皆さんこんにちは。

早いもので、1月も終わり、2月に突入してしまいました。

繁忙期は特に、時間がすぎるのが早く感じてしまいます。

 

当事務所では、公式noteページを開設しておりまして、職場紹介、スタッフ紹介、セミナー、イベントなどのご案内、経理に関するコラムなどを行っております。もしよろしければ是非ご覧ください!

 

 

アメブロの方は、私の個人的な意見が中心ですが、noteの方は、会計事務所全体に関するご紹介を中心に行っています。

特に、採用面での効果を期待しており、求職者の方に、事務所の中の様子や雰囲気、日々の業務などをイメージしてもらえるように、ということを特に考えています!

 

noteをやってみて気付いた点として、通常のブログよりもフォロワー数は伸びにくいのですが、アクセス数は非常に伸びやすい、ということを感じています。これは、SEOのスコアとか、ビジュアル的な要素などが関係しているのか、よくわかりませんが、企業の情報発信という意味では非常に有用だと思いましたので、今後もブログと併せて、継続していきたいと思います。

 

 

また、noteの中で、「REAL VOICE」というシリーズ記事を新設しました。

こちらでは、当事務所スタッフより、日々の業務や職場の紹介などを、肩肘張らず、カジュアルな対話形式でお伝えしたいと思います!

 

REAL VOICE #01 「マネーフォワード クラウド会計を活用するメリット」

 

 

 

REAL VOICE #02「井上公認会計士事務所の特徴、強み」

 

 

 

 

会計事務所の繁忙期はまだまだ続きます。

ようやく1月の申告関係が片付いて、本格的に確定申告に突入しますが、事務所全体として無事に乗り越えられるように頑張りたいと思います。

 

 

 

付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質

 

経済誌などでもよく取り上げられる「超」優良企業であるキーエンス。

上場会社の社員の平均年収ランキングや従業員一人当たり営業利益ランキングなどで常にトップクラスに位置しており、何をやっている会社であるかは知らなくても、優良企業であることは知っている方も多いのではないでしょうか。

 

著者は、キーエンスの技術営業職を経て独立し、現在経営コンサルタントをされている方です。実は私は恥ずかしながら、キーエンスのことをあまりよく理解していませんでした。キーエンスの会社経営で特徴的な点は、高付加価値を生み出す力にあると言われています。本書では「付加価値のつくりかた」と題し、企業の生産性を高め、利益向上させるための仕組み、考え方について紹介されています。

 

会計業界に身多く立場の私にとって、「付加価値」という言葉はとても馴染みのある言葉です。企業が一定期間に生み出した利益で、売上から材料費や減価償却費などをマイナスしたもの、という定義の仕方もあれば、企業が顧客に対し、どれだけの高い満足度を提供することができるか、という意味合いで用いられることも多くありますね。本書で特に強調されているのは、この付加価値を感じる主体はあくまでもお客様である、ということです。

 

経営者が、会社の業績を伸ばすためにどうしたら良いか、という視点で考える場合、付加価値を作り出すというのは、お客様から「ありがとう」と感謝されること、お客様から価値を感じてもらえること、という意味合いになります。なぜ、お客様が自社の商品を買ってくれるのか?ここで非常に大事なのは、価値を感じる主体はあくまでもお客様である、ということです。「なぜ自社の商品が売れたのか」、「どうすれば売れるのか」ではなく、「なぜ自社の商品を買ってくれたのか」、「どうすれば買ってくれるのか」という視点で考える、ということがまず大事なんですね。

 

本書では、この「お客様が感じる価値」を高めるための考え方、プロセスがとても具体的にイメージしやすく書いてあります。中小企業の経営者の方はもちろん、中間管理職や従業員の方、また私のような会計業界で働く人間も、非常にわかりやすくとても勉強になると思います。

 

キーエンスではまず現場に、潜在的なニーズを探しに行くことをとても重視しているそうです。なぜなら潜在的ニーズというのは、いわゆる表層的なニーズとは異なり、お客様との会話から直接導き出せるものではなく、営業担当者は現場に足を運んでみてはじめてわかることが非常に多いから。

 

『お客様の顕在ニーズしかわかっていない場合は、競合他社が提供する製品・サービスとの差別化が難しくなります。他社も同じような製品・サービスを提供できるからです。しかし他社に先駆けていち早くお客様の潜在ニーズがわかれば、他社製品・サービスとの差別化ができます』

 

『営業が初めてお客様と商談するときは「お客様を取り巻く環境の全体像」を見たことがありません。その状態でヒアリングするとき、お客様の言葉の中には、お客様を取り巻く環境の問題や課題などが断片的に出てきます。しかし、断片的な情報のみでは、全体像をイメージすることができません。つまりお客様が仕事をしているシーンがイメージできていないのです。では私たちはどうすれば、「見たことのないお客様を取り巻く環境の全体像」を知ることができるのでしょうか?それには「実際に現場に行って、お客様と同じ光景を見る、観察する、体験する」しかありません。』

 

現場に足を運ぶべき、という点は、おそらくどの業界でも共通して言えることだろうと思います。会計士の仕事をしていても実感しますが、クライアント企業に訪問して、会社やお店、工場などの現場を見せてもらうと、その会社に対する理解度が一気に増大します。

 

キーエンスで作っているのはあくまでも量産型の商品ですが、それでも市場、顧客のニーズを優先し、お客様のところに何度も足を運んで潜在ニーズを見つけ出して企画開発が進められ、世界初、あるいは業界初といった商品を作り出すことで、大きな利益を上げることができているそうです。この過程で特に重視されるのが、「マーケットイン」という考え方。自社にこれだけの技術力があるから、これだけの機能を搭載した商品を開発しましょう、という考え方ではなくて、あくまでお客様が困っていることにフォーカスして企画開発を行っている、という点が非常に特徴的だと感じました。

 

本書ではまた、具体的なニーズの見つけ方と付加価値の伝え方、そして作った付加価値をどのように広げていくか、といった点についても説明がされています。特に、組織として付加価値をつくる仕組みというものが非常に大事である、とのことです。すなわち、会社全体として、お客様の付加価値創造へ向けて、同じ方向を向いて仕事をする、ということだと思います。

 

『付加価値をつくり出せていない会社では、「私の担当は○○ですから」「我々の部署の分担は○○なので」などと言って、自分たちが直接担当する業務、目の前の仕事しか見ていません。その結果、付加価値を創造する組織としてきちんと機能していない分断状態に陥っているのです。』

 

具体的には、営業担当者、企画担当者、開発担当者、総務担当者など、それぞれの役割がありますが、すべてがつながって連携していくことがとても重要になってくる、ということがよくわかりました。すべての仕事は、お客様に対して付加価値を提供するためにあるのであって、そのことを念頭におかずにそれぞれの部署がバラバラに動いてしまうようでは、会社として良い方向に向かうことはできない。本当にその通りだと思います。

 

そしてもう一点、私がとても勉強になったのは、価格決定のプロセスです。お客様にとって付加価値の高いサービスを作りだすことができたとしても、価格に反映できなければ会社の利益を上げることができないので、どのように価格を決定し、納得していただけるか・・・。

この点は、お客様にとっての利点と価値をしっかり説明することが非常に重要で、これができれば、付加価値ベースの価格決定に納得してもらえる、ということがわかりました。

 

付加価値ベースでの価格決定というのはすなわち、お客様が得る付加価値の金額に対応させて価格を決定する、という考え方です。一般的には、これとは逆でコストベースで価格決定してしまうケースが多いかもしれませんが、これだと、せっかく付加価値の高い商品やサービスを提供できたとしても、利益を増やすことが難しくなってしまいます。私も普段、業務で見積を作成する際は、どうしても時間単価と工数、という考え方が染みついてしまっていますが、本当に付加価値の高いサービスに関しては、考え方を変えても良いのかな、と思いました。

 

これからの時代、どの企業でも、いかに生産性を高めていけるか、という点は非常に重要になってきます。生産性を向上させるうえで、自社のサービスの付加価値を高めていく、というテーマは避けては通れないものだと思います。そういう意味で、本書の考え方は非常に重要であり、多くの中小企業の経営者の方にも共有したい、と思いました。とても勉強になりました。

新年、あけましておめでとうございます!

皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと思います!

 

さて、当事務所では本日1/4(水)より、新年の業務を開始しました。

仕事はじめの本日は、まずは全職員集まっての全体会議です。

 

 

まずはうれしいご報告です。

1月から、新たに新入社員として2名の仲間を迎え入れることができました。

昨年の夏頃からずっと根気強く採用活動を続けてきて、ようやく新しい仲間が加わってくれることになり、とてもうれしい限りです!

 

年を追うごとに、事務所の規模は少しづつ大きくなってきますが、それにともなって、組織という大きな図体をいかにバランスよく保ち、前向きに動かしていくことの難しさを痛感しながら経営を行っています。私の個人的な今年の目標としては、自分の抱えている業務の忙しさを言い訳にせず、スタッフ(特に社歴の浅い若手スタッフ)とのコミュニケーションをしっかりとる、ということです!

 

 

さて、本日の全体会議は、昨年末に皆で議論して決めた2023年の経営方針の発表、そして経営戦略(アクションプラン)について話し合いました。

 

今年の目標として掲げている経営戦略は、昨年末の会議で皆で議論して決めた、以下の2つです。

 

(1)クライアントの経理業務のフローやニーズをリアルに把握し、クライアントにとって最適な経理体制の構築のサポートを推進する。特に、マネーフォワードクラウド会計を中心としたERPパッケージの導入支援、経理アウトソーシング業務に積極的に取り組む。

 

(2)事務所の組織体制を強固なものとし、風通しがよく事業推進力の高い職場環境を構築する。特に、業務の仕組み化・標準化、リアルなコミュニケーションの活発化、職員の教育プログラムの充実を通じて、皆がモチベーションをもって仕事ができる環境を構築する。

 

(1)が攻めの戦略、(2)が守りの戦略、という位置づけです。

 

 

昨年の反省点として挙げられるのは、業務が拡大する一方で、人手不足が深刻化しマンパワーが全く追いつかず、年の後半からは、当初立てた戦略に取り組む余裕が持てなかった、という点です。スタッフが2名退職してしまった、というところが非常に大きいのですが、経営者として反省すべき点としては、規模の拡大にともなう「組織の疲弊感」を認識するのが後手になってしまった、という点が大きかったのかな、と思います。

 

そのような停滞感も味わいつつ、今年は気持ちも新たに、また新しい仲間も加わりましたので、今年は営業活動を再開させていきたいと考えています。10周年を迎えた昨年、売上高としては一つの大きな目標を達成することができた。しかし、当社はまだまだアーリーステージの駆け出しの企業です。これからも多くのお客様のお役に立てるように、ますます精進していく必要があります。

 

上記の「攻めの戦略」は、特にこれまでも取り組んできた、経理コンサルティング業務の更なる強化ということになります。

ここ数年のDXに対するニーズの高まりを受け、山形のような田舎でも、クラウド会計に対するニーズが非常に増えてきています。そしてさらに輪をかけるように、少子高齢化に伴う人材不足という現状・・・・。そして円安、物価高、燃料高といった経済環境の悪化も、中小企業にとっては非常に重くのしかかってきていると思います。

 

こういった、中小企業がおかれている厳しい現実をしっかりと乗り越えるために、経理業務のDX化は、多くの企業にとって有益な取り組みだと確信しています。経理をラクに、そしてスピーディーに、必要に応じてアウトソーシングも活用することで、人手不足の厳しい状況を乗り切っていただきたい。そういった思いを胸に、経理業務の効率化、しくみづくりのサポートは、我々が果たすべき使命であると認識しています。

 

もう一方の「守りの戦略」は、組織としての弱点の強化です。

まだまだ未熟で発展途上の粗削りな組織ですが、特に業務の仕組み化・標準化、部門間のコミュニケーション、職員のキャリアプランの構築など、多くの課題を抱えているのが現実です。こういった組織の弱点を放置したまま、売上の拡大のみを追求していくのはやはり危険ですので、しっかりと対応をしながら経営をしていきたいと考えました。

 

これらの課題は、取組みとしては非常に難しいものが多いのですが、目を背け続けるわけにもいかないので、現状をしっかり認識すること、そして具体的な方策を考えていくこと、というプロセスに皆を巻き込み、組織全体の課題として取り組んでいきたいと思います。具体的な方策については・・・、その実践と合わせて、また改めてご紹介していきたいと思います!

 

 

そして今年は、特に「リアル」にこだわって業務を進めていきたいと考えています。コロナ禍以降、WEB会議やリモートワークなどでのコミュニケーションが増え、実際に会わなくてもそれなりに仕事ができてしまう、という環境にもすっかり慣れてきてしまいましたが、その一方で、リアルで直接お会いすることの大切さもより強く感じています。

 

そろそろコロナもひと段落するという期待も込め、遠方のお客様と直接お会いしてのコミュニケーションを増加させる、また仲間との直接のふれあいを増やす、といったことにも、取り組んでいきたいと考えています。

 

この「リアル」に関する具体的な取り組みについても、随時ご紹介していければ、と考えております!

 

本年もどうかよろしくお願いいたします!