年明けに「2025年を振り返って」という記事を書いてから、気づけば3か月以上、ブログの更新が止まってしまっていました💧
理由はシンプルで、繁忙期。「書きたいけど、そこまで手が回らない」という状態が続いていました。ただ、この3か月は決して止まっていたわけではありません。むしろ現場はかなり動いていました。
まず、数字の面では、売上高は当初の目標通りに推移し、利益ベースでも過去最高水準で推移しています。
さらに、新規問い合わせは年明けから4か月で47件、そのうち23件を受注し、受注額としては約1,000万円。採用の応募も26名あり、3名に内定を出しています。こうした結果を見ると、プロジェクトチーム単位で定量的に管理する体制が、少しずつ機能してきている実感があります。
個人的にこの結果の背景にあるのは、「分母を増やす」という考え方です。
新規受注も採用も、最終的な成果は一定の確率でしか生まれません。たまたま優秀な人が応募してくることもあれば、たまたま優良な顧客から問い合わせが来ることもある。ただ、それはあくまで偶然です。であれば、やるべきことはシンプルで、問い合わせの分母を増やすこと。この部分をしっかりと積み上げていくことで、結果はある程度コントロールできる。その感覚はここ数年でかなり強くなってきました。
一方で、残業時間については少し冷静に見ています。昨年は正直、コントロールできていませんでした。社内制度としても、いわゆる「付け放題」に近い状態だったと思います。その反省から、昨年の途中で事前申請制にルールを変更しました。その結果、数字上は残業時間は減っています。ただ、ここはあまり手放しで評価はしていません。本当に効率が上がったのか、単に申請しづらくなっただけなのか、いわゆる“見えにくい負担”が生じていないか。このあたりは、まだ見極めが必要だと感じています。
今回の3か月を振り返って改めて感じるのは、「数字が良い=組織として良い状態」とは限らない、ということです。
売上も利益も伸びている。問い合わせも増えている。それ自体は間違いなくポジティブです。
ただ、その裏側で無理が生じていないか、制度が形骸化していないか、現場に歪みが出ていないか。ここを見誤ると、あとで大きく崩れるリスクがあると思っています。
また、この3か月は組織面でもいくつかの変化がありました。
年明け以降、スタッフの退職があり、引き継ぎや業務の再配分など、現場としては少し慌ただしい時期が続いていました。昨年はこの時期に離職者はおらず、比較的落ち着いた状態で繁忙期を乗り切ることができていたこともあり、今年はその分、体制面での調整の難しさを感じる場面が多かったように思います。
人の入れ替わりというのは、どの組織においても一定程度は避けられないものですし、家庭の事情や個人の考え方もありますので、それ自体はゼロにすることは難しいと思います。そうした中で、組織としてどのように受け止め、どう次につなげていくかが重要だと感じています。今回は、引き継ぎや業務の見直しを進める中で、改めて「余裕」の大切さを実感しました。少し体制が変わるだけで、現場の負荷は大きく変わるものだと、あらためて認識させられました。
その背景として感じているのが、「働きやすさ」の捉え方です。当事務所は働きやすさを前面に打ち出していることもあり、採用の応募自体は一定数いただけています。これはとてもありがたいことですし、これまでの取り組みが評価されている部分でもあると感じています。
ただ一方で、「働きやすさ」という言葉の受け取り方には、少し幅があるのかもしれないとも感じています。労働時間が短く、それでいて給与水準も維持していくためには、一人ひとりに求められる生産性は自然と高くなります。言い換えると、限られた時間の中で、集中して成果を出していく働き方が前提になります。
こうしたテーマは、普段はあまり意識されませんが、組織に変化があったときに浮かび上がってきます。
振り返ると、今年は久しぶりにこのテーマと向き合う機会がありました。組織である以上、求める水準と働く側の認識のギャップはゼロにはならないと思っています。だからこそ重要なのは、そのギャップを放置しないこと。このギャップは自然に埋まるものではありません。組織として仕組みで整えていくこと、そして経営者としても言葉や行動で伝え続けること。その積み重ねしかないと感じています。
そして、年度初めの4月から、当事務所では新入社員が2名入社してきてくれました!
採用の応募が増えてきていることもあり、入社してくれるスタッフのレベルも徐々に上がってきているように感じています。これはこれまでの取り組みが少しずつ形になってきている部分でもあります。
4月は確定申告と3月決算の繁忙期の合間で、少し一息つけるタイミングがあるため、新入社員の歓迎も兼ねてランチ会や飲み会を開催しました。普段はどうしても業務中心のコミュニケーションになりがちですが、こうした時間があることで組織の空気が少し柔らかくなる。そういった余白の大切さも改めて感じました。
組織は少しずつ形を変えながら続いていきます。
一人ひとりに依存するのではなく、組織としてどう成長していくか。その視点を持ち続けることが重要だと感じています。
数字は確実に積み上がっています。ただ、その数字の裏側にある現実から目を背けず、組織として持続できる形をどう作るのか。この問いに、もう一度しっかり向き合っていきたいと思います!


































