座具や寝具として用いられた物が原形と言われています。
現在ほぼ全ての畳床(畳の芯材)は機械で縫い合せた物です。
では機械の無かった時代は?
もちろん職人さん達が手作業で作りました。
稲藁を幾重にも重ね、縫い締めて行きます。
昨日、山口県の荒川製畳所さんでその手床を縫わせて頂きました。
限られた時間でしたが、当時の職人さん達の苦労を知る事が出来ました。
出来れば今後も回を重ね、理屈や知識を得ることができればと思います。
温故知新、おそらく今後も形を変えて行くであろう畳が、
良い形で皆さんの周りに溶け込んで行くことを願います。
荒川さん有難うございました。


