何気ない日々の大切さをかみしめて。 | 毎日、ぼ〜っと生きていたい ー五十路のキモチー

毎日、ぼ〜っと生きていたい ー五十路のキモチー

飽きっぽく、器用貧乏典型なB型。
このブログも続くのか……?

大晦日、何して過ごす?



ゆっくり過ごします。



昼間は掃除とか洗濯とか

色々やりましたが、

夜はゆっくりのんびりしています。



今年は言葉通り色々ありました。

経験した事のない事態が

次から次へと降りかかってきました。



人生が一変してしまった方も多いでしょう。

と言うか世界中の人全員が、

何かしら変化したと思います。



ちょうど一年前には

想像もしなかった未来が今あります。


想像もしなかった希望。

想像もしなかった絶望。


私自身も両方を味わいました。

希望よりは絶望の方が大きく、

正直人生を諦めようかとも思いました。


何とか踏みとどまった理由は、

希望や誰かの励ましではなく、

ささやかな責任感と恐怖心です。


わずか数本の仕事に引き止められました。

これだけは全うしなければ。

放棄したら何を言われるかわからない。


そんな思いでした。

幸い途切れ途切れでも仕事が続き、

それをこなす為のちっぽけなプライドが

ここに留まる唯一の縁でした。


磐石とまでは言わなくても

それなりに強固だと思っていた

足元の地盤はあっという間に崩れ去り、

元に戻す術は未だ見つけられません。


それでも踏みとどまる以上、

やらなくてはならないことがあります。


食べなきゃならないし

寝なきゃならないし

人前に出る以上、

お風呂も入らなきゃだし、

トイレも行かなきゃならない。


基本的で最低限のことだけは

続けていかなきゃならない。



そうこうして、

以前と変わらぬ事柄を

毎日毎日無心で繰り返すうちに、

ようやく落ち着いて来ました。


冷静に今を見つめて

受け入れられるようになって来ました。

長年習慣ってすごいなと、

本気で思いました。


何もかもが変わってしまった中で、

何も変わらない子供の頃からの習慣を

今まで通りに何万回目と繰り返す事で

立ち止まれたんだと思います。


自分でも知らないうちに

すごいスピードで流れて行く景色に

巻き込まれて飲み込まれていたんだと

やっと気付かされました。


足元の地盤は崩れたまま、

元に戻す術は未だわかりません。



それでも

せめて今立っているところだけでも

踏み固めようと

足踏みするくらいには

止まっていた足を動かし始めました。


数時間後に始まる新たな年には

足踏みから足を前に出せるように、

何気ない毎日の習慣を続けていきます。



辛い時間のど真ん中にいると

上も下も右も左も分からなくて、

味方は誰もいなくて

真っ暗な世界に自分しかいなくて

絶望が普通になってしまうけれども、

それまでは目もくれなかった

些細な日常や言葉や出来事が、

小さな希望や細い光を

絶望の隣に置いてくれることもあるんです。


長いトンネルの先に

希望は無いかもしれないし、

光は差し込んでないかもしれません。


長い冬の後に来るのが、

暖かさに満ち溢れた春とは限りません。



だからこそ、まずは日常生活を

慌てずに騒がず続けましょう。



禍福は糾える縄の如し



今は見えていないだけで

「良い事」はきっとそこにあるんです。



新しい年は

世界が笑いが溢れる年でありますように。


よいお年をお迎えください。



雪の中、咲き誇る桜。



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