1975年にリリースされたエルトン・ジョン全盛期のアルバム「Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy」は、無名の時代から一緒に活動していた相棒の作詞家であるバーニー・トゥーピンと出会いから、デビューするまでの思い出を歌うというコンセプトアルバムになっている。キャリア初期にもがき苦しんだ時期の苦労からトップスターになるまでの思い出を詰め込んだアルバムだ。シングル・ヒットはないもののピアノをメインに心に沁みる楽曲で構成されている。エルトン・ジョンのアルバムの中でもトータル・バランスが非常に高い名盤。