リンダ・ロンシュタットがソロ・デビュー前に在籍していたフォーク・ロック/カントリー・バンド「ストーン・ポニーズ」の記念すべきファースト・アルバム。当時19歳のリンダがリードボーカル、ボブ・キンメル、ケニー・エドワーズの二人の男性陣が曲作りと演奏とバックコーラスを担当し、PP&Mのようなサウンドなのだが・・・売れなかった。確かに、アルバム全体を通して可もなく不可もなく、いうなんとも微妙な楽曲で構成されている。セカンドアルバムで「Differnt Drum」が全米13位と健闘するものの、3枚目のアルバムではキンメルとエドワーズが関わらない曲が増え、実質的にリンダのソロ・アルバムのような構成に。結局、3枚目のアルバム制作途中でバンドは解散。なかなか厳しい。。。その後、ソロになった70年代のリンダの活躍は周知のとおり。ちなみにケニー・エドワーズはツアー・メンバーとしてリンダをサポートしたり、カーラ・ボノフをプロデュースした。