昨日はウェザーリポートを聴いたのでその流れで今日は増尾好秋のライブ盤を。増尾好秋がフュージョン・ギタリストとしてめちゃくちゃ勢いのあった時期のライブ録音。このアルバムは高校生の時に1年上のベース弾きの先輩からおすすめされて初めて聴いた。
ベースはT.M.スティーヴンス、鍵盤にヴィクター・ブルース、ドラムにロビー・ゴンザレス、パーカッションにシャリーという布陣で1曲目のディーリング・ウィズ・ライフからT.M.スティーヴンスのすごいベースがさく裂。ハードなチョッパー(いまはスラップですけどね)がこの曲を盛り上げる。リズムセクションの絡みもばっちり。これを初めて聴いた時にはぶっ飛んだなぁ。ここに増尾のハードなギターが絡むのだがこれがめちゃくちゃかっこいいのだ。そして2曲目は美しいベースのハーモニクスのイントロが印象的なグッド・モーニング。1曲目と2曲目のコントラストがまたいい。全曲を通じて増尾のハードなギタープレイとT.M.スティーヴンスのオーバードライブ気味のベース音がとにかくかっこいいお気に入りの1枚。
(F010232007)