もうかれこれ、何年前になるか。
占術の先生をひどく怒らせてしまった
ことがありました。
今日の神戸、
ずいぶん冷え込んでおります。
なぜかストーブの前で、急に思い出した。
それは電話で会話していたときのことです。
たぶん、何かを頼まれたのだと思います。
結構、負荷がかかることだった。
わたしはそのとき、
たぶん
欲深い一面がひょこっと
出たのでしょうね。
それを引き受ける「代わりに」
ある条件を提示しました。
途端に、
電話の向こうの先生が
ドハデな怒り方をしました。
もともと喧嘩早い性分な人でしたが、
そのときがわたしに向かっての
最強激怒でした。
とてもよく覚えております。
先生は、自分の損得というより
異次元のセンサーに反応するとき
感情がもっとも動きます。
それがわかっていたので
わたしへの怒りも
その次元でキャッチした
何かに反応したのだ
と思いながら・・・
なぜなのかはよくわかりませんでした。
その後、数年たって、少しずつ
その答えが入っている箱が
解答されてゆき、
今日のこの寒い日曜日に
全貌が分かった気がした。
「交換条件」と「女性性」は
全然マッチしないんです。
先生は、自然の原理に反するものは
ひどく嫌いましたので
（身体が受けつけない）
ああいう反応をしたのだな～
いまさらながら納得です。
納得すると、自分の中にあった
その不自然なカタマリみたいなものが
離れていきます。
と同時に、そのカタマリを持っている人が
よくわかるようになります。
わかっても、わたしは
センセイみたいに激怒しないけど（笑）
いや、するかな？
わかりません。
自分のことは、わかっているようで
わからないことがたくさんありますね。
とはいえ、根気よく付き合っていると
時間を経て、経験を経て
気づくこともたくさんあります。
最後に。
なぜ 交換条件と女性性が
相容れないのか？
ですが、ぜひぜひみなさん
ご自身のことも含めて
よく観てみてください。
男性と女性の役割分担。
先生が瞬間的に
忌み嫌ったこと。
これは、もしかしたら
日本神話に登場する、
イザナギ・イザナミの
物語と呼応するかもしれません。
伊野華絵ブログ ヘルメスの丘
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