人は記憶の生き物だとはよく言いますが、
その記憶の糸が自らの「ドラマ」を
創っているかのようです。
楽しいドラマは楽しいけれど
そんなつもりないのに
記憶の糸をわざと複雑に絡めていたりして。
昨夜偶然みたドラマで
わたしのドラマ化された記憶の糸の一部が
少しほぐれました。
号泣×号泣。
子供のころ、
あの日、あの時、
「ほんとうはこうしてほしかった」
「ほんとうはこう伝えたかった」
一瞬の出来事の豆粒ほどの記憶。
そんな記憶でも私の中では奥底で
澱のようになっていて
その後も人生のどこかで自分に向けて
発動していたことに気づいて。
おかしいですね~、
無意識に握りしめているんですよね。
宝物のふりして大事にしまっておくのよね。
自分の気持ちを素直に感じていたら
それはただただ流れてゆくのに
気づかないふりをして
それを長年抱きかかえている。
もしや、大人になってから
あるとき愕然と気づく、というところまで
「ドラマ」の設定なのか???
でも子供のころってそうだよね。
分母が年の数というぐらい一日が長い。
何気ない一言も、重い。
色んな事が・・・結構笑えない(笑)
でも「自分で」気づいたら・・・即、解放。
昨晩の番組はこちら。
Netflixで観ることができます。
伊野華絵ブログ ヘルメスの丘
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