タロット考察 ~杯(カップ)の謎~ | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

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伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

日の出時刻が早くなると 朝の目覚めも早くなります。

 

最近はずっと朝5時起床。それまでは6時台後半のことが多かったのですが、

ずいぶん昔 早起きしていた頃のペースを取り戻しつつあります。

 

自然光が身体にもたらす作用ってすごいですね。

 

朝の支度を終え、食事をとる前にカードに触れ合うと心身の調律がスムーズです。

 

 

今朝の一枚を引いた後、ある問いをカードに委ねました。

すると、スプレッド(展開)はこのようになりました。

 

 

このスプレッド方法は、何枚のカードを引くことになるかは展開次第なのですが、

合計6枚出ました。

 

何が際立っているかは一目瞭然です。カップ(杯)のカードです。

 

カップのカードは3枚ですが、大アルカナの節制のカードには

杯を両手にもつ(つまり2つの杯)天使が描かれていますから 

「杯」だけで数えると 19も杯が登場しています。

 

残りのカード2枚は 剣の2と剣の王。この2枚だけ逆位置で出ました。

 

逆位置の剣を囲むように 杯のカードが出ています。

 

複数枚で展開されるスプレッドは、姓名判断のときと同じように

「ひとつの絵画」として全体を観ます。 絵画鑑賞です。そして絵の裏には骨格(数)があります。

 

カード全体を観てゆくと、エネルギーの流れが伝わってきます。

この6枚のエネルギーは集約され、どこへ流れているか。

 

さあ、どこでしょう?

 

わたしが投げかけた問いは記載しませんが、このリーディングで

杯(カップ)に対して新しい発見がありました。

 

わたしの問いに対するカードからの答えは 『治癒』 です。

 

答えというか、逆に問われているような答えなのですが、

『治癒』とはどういうことなのか、それについて考察せよ、と受け取りました。

 

ところで、杯(カップ)は 四元素の「水」に当てはまります。

ですが、杯とは容器ですね。杯に注がれる液体(仮に水)ではなく、器(うつわ)が名称になっています。

 

器に注目すると、杯は四元素の「土」の要素も含んでいますね。

 

風=剣(ソード)

火=棒(ワンド)

水=杯(カップ)

土=玉(コイン/ペンタクル)

 

 

タロットの世界は深遠です。

 

 

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