「真の王は座の裏にあり」
二十代前半だったころだと記憶しています。
当時、職場の人が 何気なく送ってくれた言葉が これでした。
未だに覚えています。 なぜか・・・。
今振り返ってみると 長年秘書や占術をしていると、これがいやというほどわかることがあります。
そして、それを証明するかのように 本当の意味で 世の中でリーダーに立つ人は
陰の支え(=いわゆる 真の王)の存在が いかに大事かを 無意識に悟っているものです。
表立って 目立つ人、活躍する人、
あるいは
陰で縁の下の力持ちになる人、敢えて表に出ない人、
自分の役割を心得て 自己表現している人は 全体の中で 「さいわい」 であります。
人生で、 こういう方にお目にかかるたびに 世界が実にうつくしく観えるものです。
そして、「裏」=(陰)の位置の役割を持つ存在は 真に尊いものです。
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