明晰夢(めいせきむ、英語:Lucid dreaming)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。
明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。
昨夜の夢です。
~ 夢 ここから ~
わたしは車を運転しています。
同乗者はいません。 右ハンドル。
場所は 見知らぬ田舎道ですが、明らかに日本らしい景色。
明け方なのか、夕刻なのか、太陽の光が印象的で、妙に光がまぶしい空気感です。
車を運転しながら いくつかのことに気がつきます。
ひとつめ。
ガソリンの量が残り少なし。 ほぼゼロに近いです。
ふたつめ。
カバンがありません。よって、お財布もなし。
なぜか左手に携帯電話は握りしめています。
みっつめ。
自分がいまどこを走っているのかわからない。
川沿いで、木々もうつくしく、太陽もまぶしく、景色はよいのですが、どこを走って、どこに向かっているのかわからない。
このあたりで少し焦ってきます。
母に電話をかけて なんとか助けてもらおうかとも思ったりして・・・
ところが次の瞬間、こんな考えに至ります。
「そうか。 これは夢だ。 夢なのだから、起きてしまえばいいのだ。 そうだ、夢だ~」
~ 夢 ここまで ~
そして 本当に目が覚めました
この最後のシーン、自分が夢の中にいて そこで車を運転していると自覚したのか(=明晰夢)、
はたまた 状況がまずいので 夢と思いたいと願っている夢を観たのか、微妙なところでしたが、
起きたときは いままで自分が寝ていたのか、ほんとうは起きていたのかと思うような 変な感覚でした。
夢が 夢主のわたしに語りかけているメッセージのいくつかは明らかです。
・ 車のガソリンがゼロに近い(=心身ともにエネルギー不足)
・ どこを走っているのかわからない(=自分が目指す方向性や目的について、現状の位置確認と再考が必要)
・ カバンがない(=身近な大事なものを見失っている、あるいは大事にしていない)
いくつかあげるとこんな感じですが、まぁ、あまり健全な状態ではなさそうです。トホホ
それでも 風景はうつくしい。 太陽の光がまぶしい空気感なところが 救いではあります。
そして何より、「自分でハンドルを握っている」 ではないですか。 なんとかなるものです。
夢はいつも 現実世界でゲーム中の 「個のわたし」 を見守ってくれています。
伊野華絵(いのはなえ)
◆伊野華絵ホームページ
http://inohanae.world.coocan.jp/
◆伊野華絵ブログ ヘルメスの丘