適正校の結果は、午前・午後共に同時刻に発表。


風呂に入った時に長男に聞いた所感。

「割と自信ある」



どうやら、これまで受けてきた試験に出てきた問題文が、午前の国語で出てきた模様。

何だそのスーパーラッキー展開!!


「他の教科も、特に自信無いやつが無い。」



何だソレ!!

何だソレェェエエエエ!!!!



期待しちゃうじゃないか!!!!!


期待しすぎると、後で痛い目にあう。

また一人になった時に号泣するのはイヤだ。



落ち着け。

落ち着くんだ母。



母熱望校の、入学手続き案内手順を確認し、気持ちを落ち着ける。


時間が過ぎるのが遅い。



気を反らしても、どうしても期待してしまう。


やはり夢に見たあの先生、呼んでくださった。

相性が合ったんだ。

きっと大丈夫。また今日も、サクラ咲く!



ソワソワして落ち着かない長男。



いよいよ時間。



「午後のやつから見てみて。自信無いから」



午後の受験番号を入力し、ログイン。






「残念ながら、不合格でした。」







あぁ…見慣れたグレー画面。



さぁ、いよいよ。



午前の番号、、、、、










合格おめでとうございます。





信じられないことがおきた!!


狂ったように、顔を真っ赤にして、飛び跳ねて叫び続ける母。もちろん号泣。

「キャーーーーー!!キャーーーーー!!!!

キャーーーーーーーー!!!!!」



母の様子に怯え、泣いてしまう次男。


合格の喜びに、打ちひしがれる長男。


阿波おどりを踊る父。



奇跡が起きた!!!!!

そう言っても過言では無かろう!!!!



即、塾に電話だ!!!


涙声でかける母。


電話口で、先生方の興奮も伝わる。

長男の担当の先生方が、全員変わって出てくれたそうだ。

しばらく話し込んだあと、笑顔で電話を切った長男。



こんな日が来るなんて。

中学受験、本当に凄い体験だ。



塾の先生は、明日の最後の長男熱望校も行けるぞ!と、背中を押してくれたそうだ。


だがしかし、浮足立っちゃって眠れない長男。

母の夢に出てきた、適正校のあの先生。

本当に呼んでくれたんだね。と長男。



ミラクルは、本当に起きる。

母熱望校の特選が落ちたのに、この学校に受かることなんてあるの!?!?




えっ!!保育園のあの子も合格!!!!

スペシャルハッピーエンド!!!!!!



いや終わってなかった。

明日の長男熱望校、最後サクラ咲かせて終わろう!!