なんか、このタイトル前も使った気がするなあ。

 

 

8月に、夜中、頭が痛くて痛くて

救急で運ばれた。

 

 

 

さて

救急隊の方に

「ボク、ややこしい患者なので九大に運んだ方がいいと思います」

と進言した。九大に電話をかけてくれたが、九大側は

「ただの頭痛でしょ?どっか町の病院にお願いします。」

というニュアンスの回答だったらしい。

で、近所の救急病院に運ばれる。

 

救急病院の医師、アタリが厳しい。

「はい、自分でこっちのベッドに移って」

とか、動け動けと命令される。

 

CTを撮って戻ってきて診察。

「まあ、肩こりとか整形外科的なやつでしょ、ははは」

と私の首をぐりぐり揉みながら笑う医師。

 

と、CTの結果が来たらしい。

急に緊張感が漂う診察室の空気。

なんか、指を見ろとかいろいろ言われる。

 

ベッド上で私が動くと

「動かないでっ」と、叫ぶ医師。

この時点で、くも膜下出血、小脳出血がCTで見えてたらしい。

「てか、アンタさっきオレの首グリグリしてたじゃん」

と、オレの心の叫び。

 

すい臓がんがあってー、と尿膜管がん、あっわかります?があってー

あ、すいがん取っちゃったんで体尾部だったから、

ランゲルハンス島少ないから糖尿なんすよ、1.5型糖尿病、なんちって・・・

A1Cは7から8をうろうろしてます。

あ、あと背骨も一個取ってます。第七胸椎。軟骨肉腫とかだったらしいです。

とか

あ、それと2年位前にすいがんの肺転移ってのもあったんすよねえ。

そん時は生検的に取って、でも不思議なことに

その後、肺には出てきてないんすよねえ。

限局性の転移がん、って日本語おかしくないっすか?

とか

オレの既往を聞くたびに

「・・・」になっていくグリグリ先生。

 

「大目玉さんの頭の中では出血が起きています。

くも膜下出血、と小脳出血ですね」

 

で、も一回CTを造影で撮ることになった。

私には造影剤のアレルギーがあり、

二種類あるうちの一種類しか使えない旨を伝えると

グリグリ先生、急に眼を輝かせて

「この段階で、うちの病院でやれることは無くなりました」

とか言い始めた。

さっき九大病院に診療拒否を受けていた私。

今度はグリグリ先生が

「私が責任をもって九大病院に説明します。」(キリッ)

てか、多分

「私が責任をもって九大病院に押し付けます。」

だったんだろうなあ。

本日2回目の診療拒否を受けた。

 

で、も一回九大病院へ救急搬送。

ちなみに意識は清明、でも眠い。

外は朝焼けだった。

そう、頭痛は痛み止めを入れてくれたおかげで

感じなくなっていた。やっぱり日本の医療はすげえや。

 

で、九大についたオレ。

一回、他の病院に運ばれていたのもあり

猛烈な尿意を催す。

で、救命救急室に運ばれて早々に

「あのー、おしっこ行っちゃだめっすよねー?やっぱり?」

と、担当のセンセに言ってみる。

「難しいっすね。

しびん用意しましょうか?」と担当の先生に提案される。

「先生、オレ多分もうすぐ手術なんですよねえ?」

「多分、そうなると思います。」

「手術だと、どうせ尿カテ入れられるんすよねえ?」

「多分、そうなると思います。」と担当医師。

「じゃあ、もう今、尿カテ入れちゃってください。」

彼に斜め上の提案をした。

で、救命救急室の看護師さんが

尿カテを入れようとするが入らない。

「うまく入らないので、泌尿器の先生を呼びます。」

と、担当医師。

 

 

泌尿器の先生が来た。

と、私の顔をのぞき込んで

「おー大目玉さん久しぶりー」昔の主治医ではなかった。

って、オマエ誰だよ、と心の叫び。

グイっと3秒ぐらいで私に尿カテを入れ

帰っていった。

 

 

くも膜下出血、小脳出血。

ついにパブリックに「アタマが悪い」

と、判定された。

 

そのままアタマを治すために

九大病院のICUに入った。

 

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疲れたので今日はここまで。

また、気が向いたら書くかもしれません。

今の私は退院しています。

めまいと軽い頭痛があるくらいで、まあまあ元気です。

飛行機の待ち時間が暇なので書きました。

 

皆様、ごきげんよう