死ぬことと見つけたり
隆 慶一郎
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)/新潮社

¥637
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という本を読んだ。

佐賀鍋島藩の武士の話。

彼らは毎朝、起きる前に
寝床で十分に死ぬそうである。

死をイメージすることによって
死ぬことは一個の現実であって
怖くはない。

といったことを、彼ら武士は学ぶ。

と、言ったニュアンスに私は読んだ。



戦闘集団であれば
「死」に対する恐れが
心に狂いを生じさせ
思考に狂いを生じさせ
行動に狂いを生じさせる。


主君である「殿」に
最大限尽くすためには、死への恐れは不要である。

と、いった概念。



およそ、古い概念だが
「死への恐れ」
そのものが
心と思考と行動
に狂いを生じさせることは
現代の人間も同じである。



ところで、こういったことを書くと
私を心配してくださるのか
色々なメールなどをいただく。


とてもありがたい。

ありがとうございます。



でも、私自身は
アタマに欠陥があるので
大丈夫です。

すい臓がんは、五年生存率5%
尿膜管がんは、五年生存率20%
軟骨肉腫は、五年生存率70%なので

足すと、95%になっちゃったぜ。

と思っているぐらいなので。

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これ以上がんになると、
100%超えちゃうから気を付けます。