私は週末を熊本で過ごし
週のアタマに福岡に帰ってくる。




今朝も熊本インターから福岡へ。

快調に高速を走り、10時前後に福岡に到着。

月末だし、通帳の記帳でもするか?
と、Fくおか銀行に向かう。

給料日明けから、月末までの銀行は
千客万来である。

駐車場に、苦労してクルマを停める。



おしっこがしたくなったので、
トイレを拝借し、ATMコーナーへ向かう。

あれ?

あれ?

あれ?

通帳が無い。

通帳には○百万が入っている。

コレはうちの会社の売り上げの約3か月分。

焦る。

いつから無いんだろう?と考えながら
クルマで福岡の事務所に戻る。

無い。

焦る。

最後に見たのはどこだろうと考え
近所のL-ソンで
通帳のコピーを取ったことを思い出す。

もし、悪い人に拾われて
引き出されてたらどうしよう。

悪い方向の考えも浮かぶ。

焦る。



でも、同時に考える。

ケッ
たかが、カネじゃん。


カネなど無くなってても
また、稼げばいい。

と、考えていたらL-ソンに着いた。



店長さんが出てきて
「ありますよ」。

先週の水曜日から
通帳を預かってくれてたらしい。

警察かFくぎんに早く電話しろよ。
と、心の中で叫びながら(店長さんスイマセン)
満面の笑顔で、通帳を受け取った。

ぶっちゃけ、ホッとした。




Fくぎんに、記帳に向かいながら考えた。


私は先週の水曜日から、
今朝まで、通帳を無くしたことに気づかず
平気な顔をしていた。

でも、通帳が無い
って気づいてから、急に
悪い人に引き出されてるかも
って心配になった。



コレ、少しがんの告知に似ている。

がん患者は長年、体内でがんを育てている。

がんが育っていることを、本人は知らない。

ある時、精密検査が始まるか
告知を受けた段階で
急に体のこと、命の先行きが心配になる。

でもなあ、
その後の治療のことを考えれば
告知をしないほうが幸せ
なんてとても言えないし・・・。


なんてことを朝から考えた。


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↑3年前の今日、4月27日に
すい臓がんの告知、確定診断を下されました。

今日は午後から九大病院に行きます。

骨生検の結果が出ます。

まあ、ここは

楽しみだ。

と、言うべきところでしょう。