治療は本気で



医師のことを書くのに、
ホントに飽きてきた。

だって、医者って男が多いから、
つまんない。

でも、そう言えば
と思い出すことがあるから
しょうがない。





治療は本気でしましょうね。

自己責任で。

がんの患者さんで
本気じゃない人って、いるのかな?

でも、人のせいにする人だったら
山ほどいると思います。

ボクは本気です。

って言って、外部要因への
言い訳をする人を、
私は理解できません。

私について言えば

がんになったのは、自分のせいです。

・タバコを吸っていた。
・お酒はアホみたいに飲んでいた。(焼酎一升/day)
・運動はしてなかった。
・食べ過ぎていた。(術前体重103㎏、BMI 34.8)
・イヤなことでも、我慢して仕事していた。

生活は変えました。

・タバコはやめました。(でも、ニコチンガム噛んだりする。)
・お酒は週2回以下。(飲むときも、焼酎換算で、3合ぐらい。)
・運動を週2回以上している。
・飲んで騒ぐとき以外、食事は質素に。(体重79㎏、BMI 26.7)
・イヤな人とは仕事しない。
(簡単、断ればいい。命が掛かっていると、カネなど本当にくだらない。)

当たり前のことです。





私は、医療裁判に批判的です。

それは、
医師は医療裁判、あるいは、
医療裁判になりそうな出来事に
強い不快感を持っている場合が
多いからです。



アナタが医師に

失敗したら訴えます。

とか

友人に弁護士がいます。

とか言うのは自由です。

日本は法治国家で、
表現の自由は保障されていますから。

ただ、ギリギリの選択を
迫られる可能性のある医療の場合に

医師が

勝ちに行くゲームをしてくれる
可能性は低くなります。

私が医師なら、
めんどくさい患者には
負けない選択を、
するでしょうね。

このように、

勝ちに行くゲーム



負けないゲーム

は明らかに違います。

認識しとくべきだと思います。


ただし、
医師にペコペコしろ
というのとは、違います。

治療方針については
医師と徹底的に話し合うべきです。






ブラックジャック、知ってます?

多分、医師が読んだことある漫画、
第一位だと思われます。

その中にこんな話があります。

自分の娘が、重病になった父親がいます。

ブラックジャックは、いつものように
高額な手術代を請求します。

確か3000万円だったと思います。
(インフレ調整ベースでは、一億円ぐらい?)

父親は貧乏で、そのおカネを
用意することができません。

ブラックジャックに、
すがったり、
泣きついたり、
とにかく、ありとあらゆるお願いをします。

ブラックジャックは冷たい。

自分はモグリの医者なので、
3000万円、耳を揃えて
持ってこなければ、絶対手術はしない
と言い張ります。

最終的にハラがたった父親は、
上半身裸になり、

「オレのこの体を、くれてやる。」

と、叫びます。

「健康診断で、
一度も引っかかったことがない、この体を」
と。

ブラックジャックに
「アンタなら買えるだろ?」
と。

父親のすべての臓器などを
ブラックジャックに譲り渡す旨の
契約書を交わした後

ブラックジャックは、娘の手術をします。

娘は回復します。

それを、見届けた後、ブラックジャックは
クルマで外に出ます。

クルマから、父親と交わした契約書を
指で粉々に千切り、
捨てた後

ブラックジャックは、警察に行きます。

警察に行った、ブラックジャックは
こう言います。

「いやー、アレが無いと
アタシャ、タダ働きなんでね。

困った。困った。」

と。





人を動かすのに、
様々なテクニックが、
ちまたに溢れています。

テクニックは、短期的には
あるいは、それほど難しくない問題であれば
効果を上げるでしょう。




でも、長期的に
あるいは、命の掛かった局面では



自分のすべてを掛けた


本気


だけが人を動かします。

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↑そろそろ、更新頻度を減らさざるを得ません。

ネタ切れです(涙)

更新が無くても何かあったわけじゃありません。

ネタが無くなっただけというか、書いているモノが無いだけです。

書きたいことは山のようにあるのですが、一日は24時間しか無いのです。