死への覚悟の実際の効用

先日、血尿が出た。




私は、今でも、死を覚悟している。

病院に行った。

エコーで見ると腎臓が腫れているらしい。

造影CTを撮った。

造影CTとは、がんを見やすくするため
点滴で造影剤を入れながら、
撮るCTのこと。

つまり、既にがんを疑われている。

まだ、結果は出てないが
ここで、覚悟が生きる。

がんだったとして
最悪の場合、遠隔転移で抗がん剤治療。

まあ、まだ１年以上、生きられる。

もしかしたら、
手術が受けられるかもしれない。

そうすれば、ゲームは振り出しだ。





もちろん、がんじゃない可能性もある。






でも、あまり祈らない。

がんだった時のショックが、でかいからだ。





さらに、いいことを考える。

手術になれば、また、Q大の泌尿器だ。

看護師さん、可愛いし、とか。


がん治療中には、こういうことが
しょっちゅう起こる。


どこかから、血が出るとか、痛くなるとか。

いちいち、暗くなっていたら、心が持たない。




死への覚悟が無ければ、
私のように考えることは難しいだろう。




私は、徹底的に楽天家である。




ゲームはまだ続いている。



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