昨日、退院後何度目かわからない造影CTを受けた。

がんの手術から一年と半年経つ。



腰骨を骨折して半年、コルセットは外れたが
まだまだ、クルマの乗り降りなどは不自由である。

Q大病院に行った時は
自分より、体の不自由な人が大勢いる。

車いすの人、倒れそうで誰かに支えられている人。

ストレッチャーで運ばれている人も、たまに見かける。

骨折して2か月ぐらいしか経っていない時
コルセットを腰に巻いていた時でも、
身障者用の駐車場には停めづらかった。

私は、起き上がるとき、椅子から立ち上がるときは、
まだ痛みがあるが
立ってしまえば、健常者にしか見えない。

とてもじゃないが、
身障者用の駐車場に停める気にはならず
遠い遠い駐車場に停めた。




だが、今日は腰痛いなあ、と感じた時、
イオンやゆめタウンでは、
身障者用の駐車場に停める。

必要以上に、
ボク、体、悪いんです。
ということを、周囲にアピールする。

ギャラリーがいないと微妙に寂しい。

でも、演技をしていないと
クルマの影から見知らぬ人が
現れた時に気まずい思いをするので
一応、演技する。

連れがいたら、
「コシ、痛いなあ」
とワンオクターブ高い声で、
周囲に聞こえるように発言する。

日本人は大抵、優しいので
わざわざ、
「そこは身障者用ですよ」
とクレームをつけてくる人は、いない。

優しいというより、メンドクサイだけだと思う。

でも、必要以上に演技をしてしまう。




座席から立ったら、もう健常者なのだが
ギャラリーが多い時は、腰が痛い演技を続けてしまう。

こんなことを、一生懸命考えている自分が一番
イタイ
と思ったりする。

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