昨日の続きです。

大学病院勤務の医者は、研究などを名目に
安く給料を抑えられているというのが実態です。

医者はココで悩みます。

大学病院で、最先端の医療、医学に触れていたい。

大学病院には難しい病気の患者が、山のように来ます。

誤解を恐れずに言えば
研究者としての好奇心を刺激されます。

研究は、今の患者に役立たないとしても
10年後、100年後の患者の役に立つかもしれません。



彼ら大学病院勤務の医者が
一番、悩むのは、
うまく治療が施せず
患者が死んだときです。

助けられるはずの患者が
死んでしまった時、
彼らは悩みます。

辞めて、民間の勤務医になろうか?と。

もう疲れたなあ。

土日休みで、ゴルフができる
って生活もいいなあ。

子供が中学に行くと
カネが、かかるって
女房も最近、うるさいしなあ。

バイトを増やすのにも、もう疲れた。


と思索に耽っていると

「患者さんが、急変ですっ」

と、看護師さんから連絡が入ります。


医者のハードワークは時間だけでは、ありません。



放射線を浴びると、
体に悪いというのは常識です。


最近は、内視鏡、腹腔鏡などでの手術が、
もてはやされています。

手術中は、患者は放射線を浴びます。

でも、医師は手術のたびに、放射線を浴びています。

彼らは、患者の数百倍もの
放射線を日常的に浴びています。

その他の、薬品を吸い込むということも
あるでしょうし
第一、いつも病人の近くにいるので
意図しない、ウイルスを
体内に取り込んでいる
ということもあるでしょう。

医者の平均寿命は一般の人より
10年ほど短いそうです。

40代前半の私の友人は、放射線の浴びすぎで

「最近、目が見えなくなってきた。」

そうです。




と、つらつら医者のことを書いてきました。



私が、言いたいのは、彼らも人間です。

カネだって欲しいし、女の子だって大好きです。

恐れる必要はありません。

診察の時は、どんどん病気や治療法のことは聞きましょう。

医者は専門バカなので、
自分の専門について話すのは、大好きです。






でも、多少いたわってあげてください。

彼らは日夜、患者の為に闘っています。

そして、身を削りながら
闘っているというのも事実です。

人間ですから
助けてやりたい
というアツい心も持っています。

彼らを、アツくさせることができる患者になれば
それだけで、アナタの生存率は上がります。


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↑今頃、出版の話し合いをしています。