日本の医療費は、極めて安い。

ちなみに、私の去年の医療費は
総額で300万円を越える。

医療費を考える時、
まずは健康保険の話をしなければなるまい。

日本国民は等しく
健康保険に加入する
権利と義務がある。

私は一昨年まで、
病院などほとんど行ったことはなかった。

ちょっと、
熱が出たとか、咳が出たとか、
そういう時は、
元田医院に行ってたが

診察が終わると、元田は

「大目玉、もうすぐ、
終わるから裏で待ってて」

と言う。

風邪薬を
ビールで流しこんだ日々が、
懐かしい。

健康であることは素晴らしい。

逆に、今は病院に通い

一錠800円の抗がん剤を、
毎日4錠飲む日々を送っている。

皆、
「(治療が)大変ですね」
と言ってくれる。

しかし、金銭的なことに関する限り、
それは間違っている。

私の医療費の大部分は、
健康な皆さんに、保険により、
間接的に払っていただいているのだ。

つまり、私は健康な皆さんに

「保険を払っていただいて、
ありがとうございます。」

と感謝しなければならない
立場であり

健康な皆さんは、私に

「感謝しろ」

と言っても良い立場である。

医療費は命の値段である。

そして、自己負担部分は極めて安い。

たかだか、数万円、
いや数百万円でも、安いものだ。

医療費の価格に
ケチをつけているのを聞くと、

「あなたの命はそんなに安いの?」

と聞きたくなる。

1億あろうが、
100億あろうが死んだら使えない。

医療費に1億使おうが、
100億使おうが、
助からない命は助からない。

皆さん、ありがとうございます。

ことに、パラグライダーで(遊んで)墜落して、
皆さんに医療費のご負担を
お願いしていることに関しては、
言い訳の言葉もございません。

ありがとうございます。

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クリックして下さってありがとうございます。

最後に、も一度^^

皆様、よいお年をお迎えください。