入院中である。

思い出したので、書いとく。

私は、ナースコールをほとんど押さない。

現在の私に対する病院側の要請は

できるだけ、安静に、ベッドの上で寝てろ

である。

そしてまだまだ、動く度に痛みがある。

ベッド脇の台に置いてある、
ちょっとしたモノを取るのにも、

エアコンが効きすぎてるから、
ちょっと弱にしたいときも

電気を付けたいときも、消したいときも、

なかなかの重労働である。

ナースコールを押して
お願いすれば、看護師さんは
すぐに来てくれて

かいがいしく
世話をやいてくれる。

でも、私はめったに
ナースコールを押さない。

何故か?

もちろん、
彼女達の好感度を獲得したいという、
オスとして、当然の感情もある。

理由はそれだけではない。

狼少年の寓話を思い出すからだ。

ナースコールを押すのは、

血が吹き出した、とか

ベッドから転落して、
激痛が走った、とか

とにかく、
ギリギリにテンパった
時だけにしたい。

ナースコールを頻繁に鳴らし、
看護師さんを
召し使いのように使う患者と

めったにナースコールを
鳴らさない患者。

あなたが、看護師さんなら
部屋に走って行くとき

どちらが急ぎますか?



いざ、という時に取っとく為に

1メートル先の本を、

今から5分かけて取る。

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