先月から多頭飼育崩壊現場に関わっています。

崩壊現場は会として4件目。前回から、6年以上はたっていると思う。

 

今までとは明らかに違うのは、市役所の動き。

近隣住民から臭いの苦情が市役所に入ったそうだ。

市役所から私に情報提供がされた時は、飼い主さんの説得と「どうぶつ基金」の多頭飼育崩壊枠の「無料不妊手術チケット」の申請に動いていた。

 

過去3回の多頭飼育崩壊を思い出すと、はらわたが煮えくり返る思い。市役所の対応は最低最悪だった。近隣住民が訴えても「飼い猫は担当外」というスタンスで、問題の解決に向けて動こうとは一切しなかった。

 

時がたち、市役所の対応がこんなにも変わるなんて。。。

 

今回、市役所も私も、飼い主さんのお気持ちが変わるのをおそれていたけど、それは徒労に終わる。

 

捕獲のすべてを飼い主さんが担う。

こちらはキャリー、捕獲器、タモなど、必要なものを用意し、使用方法を伝授。

 

残りは雄猫1匹となった。飼い主さんは最後までやりきるという意思を持っている。

 

 

「いのちを考える会・青梅」は、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している「青梅市役所」と協働して多頭飼育救済を行いました。

どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を使用し、不妊手術費用、ワクチン、ノミダニ駆除薬については全額どうぶつ基金が負担しました。