連日の猛暑日。

 

これだけ暑いとTNR活動はちょっとお休みしたいですが、緊急性があればやらざる得ない。緊急性とは、今だったら子猫がらみの繫殖現場が多いです。

 

ふと考えるとTNRに適したシーズンなんて、ないんじゃないかと思う。

 

春は妊娠中や授乳中のメス猫がほとんどなので、TNRはやりたくないし、やりずらい。

 

梅雨のシーズンも大変。猫の動きが鈍いし、捕獲器の雨対策に気を使う。昔は「しとしと」表現した梅雨の降り方だったけど、今は「ザーザー」とくる。

 

秋は、台風で予定通りに進まないことが結構ある。毎週末、なぜか規則正しく捕獲予定日を直撃される。

 

寒い中の捕獲も厳しい。捕獲器の防寒対策はしっかりと行わないと。そして、手術後のリリースはつらいものがある。市内では山間部もあって、凍結した急な坂道には入れません。

 

こう考えるとTNR活動に適したシーズンがほとんどない。

 

「今日は捕獲日和」なんてつぶやきながら出発する日はごくわずかなのです。