「ズルしたでしょ」と住民から言われて、最初は何のことかさっぱりわからなかった。

 

話を聞いてみたら、心から安どして、生きててくれたんだと嬉しくなった。

 

住民の方は、私がTNRし耳カット済みの猫が、子猫4匹を連れているのを見て、私にさっきの言葉を投げかけたのだ。

 

私は住民の方に、授乳中の可能性があると考えて、できる限り最短で猫を戻したと説明した。子猫を犠牲にしたくなかったと言ったと思う。

 

住民の方は納得され、愛情深いママ猫に感心していた。

 

メス猫を不妊手術に連れて行くと、授乳中の猫は、強制的に日帰りで戻す動物病院もあります。(普通は一泊)

 

私が見聞きした数々の事例では、ママ猫を日帰りで戻せば、子猫の多くが育っています。

 

メス猫が妊娠中だったり、授乳中の季節はひとまず過ぎ去りました。今年は春先の情報提供が少なく、市内のボラさんはほっとされているのではないでしょうか。