まだ梅雨明けしていなかった杜の都へ出張。
1週間毎日雨で散々。ホントいやになる。

たまにいるLLサイズのお客様、なぜかこちらには沢山いらっしゃいました。
ミシン持ち込んでよかったわー。毎日せっせとお直ししていました。
市販のものに入るサイズがないと嘆くお客様。サイズピッタリで、雰囲気に合わせてアレンジ。さすが職人さんねって、お褒めのお言。お客様は少ないながらも喜んでいただけてなによりです。

町の中心部は、なにごともなかったかのよう。
でも海岸線はまだほとんど復興が進んでいないという。

いろんな方から、死ぬかと思った話沢山聞きました。
最初にものずごい地鳴り、そして立っていられない揺れ。物は落ちて割れ、床の一部は抜け落ちたそうです。避難した公園は小雪が舞い、ものすごく寒かったと。

大切なことの一つは、やっぱり食料の備蓄。
そういえば先日、M市の新興住宅地に住む方から聞いたことだけれど、各自治会単位で食料の備蓄をしていて、なんとドックフードの備蓄もしていると言う。住民の防災に対する意識は3.11をきっかけに非常に高まったそうです。自治会単位で備蓄。これってすごくいいですよね。私の住む自治会にも提案したいと思います。でもいきなり動物のフードの要求は難しそう。ちなみにその方のすぐご近所に住むのは現東京都知事。同じ自治会だそうです。

そして私が一番恐怖に感じたのは、地方都市で被災してしまうと青梅の自宅に簡単には帰ってこれなくなること。猫たちが心配なので、出張の仕事はあまり受けたくないと痛感。でも今年の後半すでに数件入っている。やるしかないけど・・・・・。