私は競争があまり好きではありません。

ランキング○位とか、全国○位とか、知らん人相手に競うのが嫌いです。

自分の記録とか、目標と競うのはいいんですが、他者と比べて競うのはあまり意味を感じられない。

そこで上位になる、1位になることに、意味がないような気がしています。

 

1位になると○○がもらえる! というのであればその景品が魅力的だったら多少アリとは思いますが、1位になれなくてもらえなかったときのがっかり感と労力を考えて大体やりません。

 

自分の中での過去最高を目指す! というのはおもしろい。

それを自分が求めてて、そこに到達したい! と思ってやるのは楽しいです。

この場合、他者の評価は「あったら嬉しい」くらいなので、気が楽。

 

 

なので、やたらと競わせようとしてくる最近の社会にうんざりしています。

いいねの数を競う、閲覧数や再生数を競う、そういうの疲れそうなのに、みんな取りつかれたようにそれを求めて狂っていってるよなーと思います。

いいねしてもらえるのは嬉しいですし、読んでもらえた回数や人数が多いのは嬉しいです。

それは単純に「たくさんの人に読んでもらえた」「誰かが記事に共感してくれた」のが嬉しいのであって、他の人が何百何千といいねをもらっていようと関係ありません。

だってその人と同じ記事書いてるわけじゃないし。

 

ゲームも、友達と格ゲーで対戦してると、勝ちたいという気持ちがあるので毎試合勝とうとはしますが、勝ち数はどうでもいいんです。

自分がうまくなったかどうかの指標には使いますが、自分の評価には使わない。

この場合、勝つことが目的ではなく、勝つこと=前より自分がうまくなったことの証明、になるから嬉しい、って感じなのかな。

 

 

競争は本当にやめた方が良いと思う。

競った結果手に入れられるものが価値あるものであることはあまりないと思う。

というか、何も得られないことの方が多いのではなかろうか。

いやむしろ、手に入れない方が良い可能性も高い。

勝ったら勝ち続けないといけないというプレッシャーをしょい込むだろうし、自分の過去の勝利や栄光に縛られ続ける可能性もある。

そういうものを捨てられる人はそもそも「勝ち」とか「1位」に興味ないだろうし。

捨てられないまま持ち続けたらきっと「それ自体を楽しむ」ということができなくなるだろう。

それでは本末転倒ではなかろうか。

 

まぁとはいえ「比べない」という生き方は現代では難しい。

子供のころから家でも学校でも会社でも比べられて生きることを強要されるのだから。

比べることを自分の目標への指標として使うのはいいと思うけど、比べさせられるのは本当に嫌だ。

他人と比べられるのも嫌だし、過去の自分と比べられるのも嫌だ。

自分で過去の自分と今の自分を比べて何かに納得するのはいいけど、他人にやられるのは大変不愉快である。

 

自分の価値は最低でも自分がわかってればすでにミッションクリアで、誰かの評価がもらえたらそれはもうただのラッキーだ。

あって当たり前のものではなくて、ちょっとしたボーナスみたいなもの。

ありがたいことです。

他人からの評価に価値がないのではなく、他人からの評価はギフトなので、いつもあると思わない方が幸せ。

それでもいつもギフトをくれる人はもうなんだろう、尊いね。素敵なギバーだわ。

ありがとう。

 

 

最初書きたかったこととなんか変わってきちゃったけど満足したので良し。