2018年 全小バレー女子決勝B5 第一セット 茨木JVC×はやぶさ
こういうバレーボールができるようになると楽しいですね。
私がすごいなと思うのは、はやぶさのセンターレシーバーの子です。レシーブした後、ライトに移動してスパイクを打ち込みます。
関西系のチームによくある、能力の高い子がいる場合の攻撃パターンでしょうか。
体育館使用の関係があり、矢口タートルズの練習は、月火土曜日というあまりない日程で取り組んでいます。
水木金と練習できないのは残念なことですが、それでも子供がバレーボールに関わることはできるのです。今日は練習のない水曜日でしたが、私のところには、朝一番に1年生のS.Hさんがバレーボールノートを持って、
「校長先生、お願いします。」
と渡しにきました。昨日の練習のことを書いているノートです。
朝のあいさつ指導をしている校門で渡されますから、すぐにはコメントを書けませんが、1時間目が始まる前までにはコメントを、書いて戻してあげます。
この子は1年生ではありますが、すでにサーブが入るようになり、きっと本人の心の中では、アンダー10チームのレギュラーになりたいと思っているはずです。ものすごく高いモチベーションです。
心の芯が強い子なので、練習中に良いプレーをしても、あまり喜ばないことに、大物の片鱗を感じさせます。
まるであの有名な、ラグビー日本代表の「笑わない男」のように、しぶいプレーを長所としています。
サーブもレシーブも私はできて当たり前、できなかったら悔しくてしかたないという空気感を常に出しています。
こんな子がいると、「アンダー9大会」(3年生以下大会)をしてみたくなりますね。
間違いなく、うちは優勝できますよ。
水木金と練習できないのは残念なことですが、それでも子供がバレーボールに関わることはできるのです。今日は練習のない水曜日でしたが、私のところには、朝一番に1年生のS.Hさんがバレーボールノートを持って、
「校長先生、お願いします。」
と渡しにきました。昨日の練習のことを書いているノートです。
朝のあいさつ指導をしている校門で渡されますから、すぐにはコメントを書けませんが、1時間目が始まる前までにはコメントを、書いて戻してあげます。
この子は1年生ではありますが、すでにサーブが入るようになり、きっと本人の心の中では、アンダー10チームのレギュラーになりたいと思っているはずです。ものすごく高いモチベーションです。
心の芯が強い子なので、練習中に良いプレーをしても、あまり喜ばないことに、大物の片鱗を感じさせます。
まるであの有名な、ラグビー日本代表の「笑わない男」のように、しぶいプレーを長所としています。
サーブもレシーブも私はできて当たり前、できなかったら悔しくてしかたないという空気感を常に出しています。
こんな子がいると、「アンダー9大会」(3年生以下大会)をしてみたくなりますね。
間違いなく、うちは優勝できますよ。
「今日の話は、なぜ大会に出るのかということです。大会に出れば、勝ち負けがついてきます。当然、うちのチームも勝つことを目標にしているし、さらに優勝もねらおうとしている。でも、それ以上に大事なことがあります。優勝したいという目標をもつと、苦しくても練習を頑張れる。もっとうまくなりたい、もっと強くなりたいと、目標に向かって努力するようになる。君たちも今、目標を意識して練習しているから、この3週間でどんどんうまくなった。今日も昨日よりも強いサーブを打てるようになった。大会で勝ちたいという目標は、自分たちをいっきに成長させてくれる。このことが一番大事なのです。」
これが今日の練習最後にした話でした。
今日もアンダー10大会に向けて練習しました。とにかくサーブで点を取ることばかり考えて指導しています。おそらく矢口が点を連続で取ったと思ったら、次は相手に連続で取られるというゲーム展開になると予想して、安全サーブではなく、サービスエースを取れるサーブ、しかもできるだけミスを少なくおさえる。そのための練習をしています。
中心メンバーには、今日からネットの白帯をねらって打たせています。山なりのサーブはいらない、低くて速いサーブを打ちなさいとくり返して伝えています。素直さは天下一品の矢口っ子ですから、私から言われれば一生懸命考えるし工夫もします。その結果、毎日1~2人が新サーブを打ち始めています。
なにしろ身長140センチ台がいないというかわいいチームです。
時を戻せ!
20年前なら、たぶん私が“ミニモニタートルズ”と名付けていたことでしょう。
ネットの上に手が出る子など一人もいない。そんな子供たちが大会で勝負を仕掛けるのですよ。こんなに応援したくなるバレーボールの試合がありますか? 決してないでしょう。そして、4年生たちにとっては、最初で最後のアンダー10大会出場になります。来年は出たくても出られません。ですから、4年生は悔いなく試合できるようにするために、苦しくて泣きたくなるほど練習してみればよいのではないでしょうか。
私からやらされるのではなく、
「先生! 練習をつけてください!」
と自分にきびしく練習できると、きっと人生の貴重な体験をつむことができるでしょう。
さて、保護者の皆様に参考情報です。
辰巳ジャンプの最強時代(平均身長160センチチーム)を築いた頃、このブログを4年生の子供たちの中の中心メンバーは熟読していました。4年生には難しくて読めないではなく、その中心メンバーたちは、頭も良かったのです。担任していたのは私です。最強チームを作るために当時の校長と交渉して担任にしてもらいました。私が授業をするのですから、圧倒的な知識を身につけさせ、4年生が学校全体を動かすよとリーダーシップを育て、バレーボールにいかす。つまり朝8時から夕方18時まで、毎日私と共にあり、土日も私と共にバレーボール練習をしている子供たち。家庭によっては父親よりも、私と一緒にいる時間が長いという徹底した指導をしていましたから、強くもなります。
2003年の記事へリンク
12月30日まで練習していた4年生の記事
そんなことをしてきた結果、今年も夏休み練習が、あのようになっていくわけです。悪しからず。
これが今日の練習最後にした話でした。
今日もアンダー10大会に向けて練習しました。とにかくサーブで点を取ることばかり考えて指導しています。おそらく矢口が点を連続で取ったと思ったら、次は相手に連続で取られるというゲーム展開になると予想して、安全サーブではなく、サービスエースを取れるサーブ、しかもできるだけミスを少なくおさえる。そのための練習をしています。
中心メンバーには、今日からネットの白帯をねらって打たせています。山なりのサーブはいらない、低くて速いサーブを打ちなさいとくり返して伝えています。素直さは天下一品の矢口っ子ですから、私から言われれば一生懸命考えるし工夫もします。その結果、毎日1~2人が新サーブを打ち始めています。
なにしろ身長140センチ台がいないというかわいいチームです。
時を戻せ!
20年前なら、たぶん私が“ミニモニタートルズ”と名付けていたことでしょう。
ネットの上に手が出る子など一人もいない。そんな子供たちが大会で勝負を仕掛けるのですよ。こんなに応援したくなるバレーボールの試合がありますか? 決してないでしょう。そして、4年生たちにとっては、最初で最後のアンダー10大会出場になります。来年は出たくても出られません。ですから、4年生は悔いなく試合できるようにするために、苦しくて泣きたくなるほど練習してみればよいのではないでしょうか。
私からやらされるのではなく、
「先生! 練習をつけてください!」
と自分にきびしく練習できると、きっと人生の貴重な体験をつむことができるでしょう。
さて、保護者の皆様に参考情報です。
辰巳ジャンプの最強時代(平均身長160センチチーム)を築いた頃、このブログを4年生の子供たちの中の中心メンバーは熟読していました。4年生には難しくて読めないではなく、その中心メンバーたちは、頭も良かったのです。担任していたのは私です。最強チームを作るために当時の校長と交渉して担任にしてもらいました。私が授業をするのですから、圧倒的な知識を身につけさせ、4年生が学校全体を動かすよとリーダーシップを育て、バレーボールにいかす。つまり朝8時から夕方18時まで、毎日私と共にあり、土日も私と共にバレーボール練習をしている子供たち。家庭によっては父親よりも、私と一緒にいる時間が長いという徹底した指導をしていましたから、強くもなります。
2003年の記事へリンク
12月30日まで練習していた4年生の記事
そんなことをしてきた結果、今年も夏休み練習が、あのようになっていくわけです。悪しからず。
2022.05.20 恋文 [ May 20, 2022 ]
なんとこの会場に私いました(笑)
Juice=Juice CONCERT TOUR~terzo~FINAL稲葉愛香卒業スペシャル~
ここにも。しかもアリーナ席前から3番目。
限りあるMoment アンジュルム 21秋
これも参戦。130周年のまっさなかなのに、よく行くなと自分でも反省しながら。
"Chisato Moritaka [Kono-Machi] TOUR 2020- 22"
このツアーに関しては、館山、松戸、昭和女子大、羽田など、連続参戦中。次はどこに行くか?
《夜公演》コロッケコンサート2022(愛媛県県民文化会館) 2022年1月9日(日)
この動画は愛媛ですから行っていませんが、同じ内容で中野のライブに5月に行きました。
前から5番目の列で、生々しい座席。隣に座っていた年配の女性が、ずっと大爆笑していたため、いつも冷静な私もつられて楽しめました。
なんとこの会場に私いました(笑)
Juice=Juice CONCERT TOUR~terzo~FINAL稲葉愛香卒業スペシャル~
ここにも。しかもアリーナ席前から3番目。
限りあるMoment アンジュルム 21秋
これも参戦。130周年のまっさなかなのに、よく行くなと自分でも反省しながら。
"Chisato Moritaka [Kono-Machi] TOUR 2020- 22"
このツアーに関しては、館山、松戸、昭和女子大、羽田など、連続参戦中。次はどこに行くか?
《夜公演》コロッケコンサート2022(愛媛県県民文化会館) 2022年1月9日(日)
この動画は愛媛ですから行っていませんが、同じ内容で中野のライブに5月に行きました。
前から5番目の列で、生々しい座席。隣に座っていた年配の女性が、ずっと大爆笑していたため、いつも冷静な私もつられて楽しめました。

今日の練習は、たくさんの成果があらわれました。その成果についてはのちほど書きます。その成果を受けて、練習最後のミーティングでこう話しました。
「今、島崎藤村原作の『破戒』という映画がやっています。この映画に登場する小学校の先生が学校をやめなくてはならなくなり、泣きながら別れを惜しむ子供たちに、こう言います。
『どんなに苦しくても、勉強することから逃げてはならない。逃げなければ、必ず良いことはある。忍耐強く勉強しなさい。』
バレーボールならば、この勉強という言葉を、練習に変えて考えるとよい。
『どんなに苦しくても、練習することから逃げてはならない。逃げなければ、必ず良いことはある。忍耐強く練習しなさい。』」
名言というものは、このように自分自身の取組に活かしていけば、とても大きな支えになります。
さて、練習の成果を書きましょう。
その1〉やっとできたランニングパス100回
実は私の指導者経験史上、これほどまでに基礎のアンダーハンドが身につかないチームはありませんでした。それはきっと、私が3年間も指導から遠ざかっていたことが原因なのだと思います。また、試合にはあまり出られないチーム環境にもあるために、それほど厳しく指導してこなかったことも影響しています。このままではゲーム練習をさせても、これ以上のレベルにはいくことはありません。そうなるとバレーボールの本当の楽しさも感じることができません。そこでここ数週間、高学年にはランニングパスを100回続けるという課題を与えていました。このいとも簡単な目標数が、なんと大人メンバーが数人入ってもできなかったのです。
今日も最初はとうていできそうな感じがしませんでした。そこでちょっと修正。もっとも原点にもどり、直上一人アンダーが100回できた子だけで、ランニングパス100回チャレンジに参加してよいとしました。つまり、努力して個人パス練習を達成した5人しか、ランニングパス練習をさせませんでした。これでパスが安定しました。50回を超え、70回と続けたころに、体育館の空気感が変わりました。反対コートで一人アンダーの練習をしていた下級生たちも、練習の手を止めて、5人のランニングパスを見守るようになりました。いよいよ100回を超えようとした時には、5人は「まだまだ続けるよ!」という気持ちに変化しており、けっきょく138回まで続けることができました。
達成後、私からは、
「70回、80回と落とさないで続けることで、今落とすわけにはいかない、もっとていねいにつなぐんだ。ぜったいに100回続けるんだという気持ちに自然になったはず。このような気持ちが試合の中でも出てくるようになる。パスをていねいにするようになるし、ボールを落とさなくなる。どんな練習にも意味があることを忘れないこと。」
という指導をしました。
その2)アンダー10チームのサーブの工夫
7月24日のアンダー10大会に向けて、サーブ練習を徹底的にしています。入ればよいなどというサーブはダメなのです。サービスエースを取れるサーブにしないとなりません。サーブ練習に多くの練習時間をとってた後、さらに高学年チームに向かってサーブを打たせる練習をしました。それもただ打たせたのではありません。
(1)できるだけ早いサーブを打つ
(2)ねらったところに打つ
(3)サーブゾーン8mの横幅を使って、エースを取れるコースを考えながら打つ
こうした課題をもたせながら練習しました。アンダー10大会でユニホームを着られる子の条件を「サーブが安定して入ること」としたため、サーブに対する意識はとても高くなっています。全員があまりミスなく、先週とは見違えるようなサーブを打てるようになっています。この調子で練習していけば、来週に向けてさらにステージアップしたサーブになることでしょう。
本番では2試合しか試合がなく、そして今回は勝つことを目標に試合しますので、全員を試合に出すことは難しいとは思いますが、選手になりたいと思って努力することは、子供たちを急速に成長させます。ですから、部内だけの活動にとどまって自己満足するようなチームにはしません。つねに対戦する相手を意識して、実力をつけようとする、客観的にも頑張っている子供たちを育てたいのです。

土曜練習日。
アンダー10の試合が2週間後に近づく中、チーム内はみんな、その目標に向けて動いている感じがします。
写真画像は保護者の皆さんが用意してくださっている横断幕です。
PTAバレーボール部で使っていたものですが、残念なことにPTAバレーボール部は廃部になってしまいましたので、横断幕をお借りして、大会の盛り上げに使わせてもらうことになりました。
今日はアンダー10大会に向けて、部内練習試合を行いました。
基礎練習が大事な子供たちなのは明らかですが、試合経験を積むこともまた大事なことなので、せっかくたくさんの部員と大人部員がいるのですから、せめぎ合いになるようなチーム分けをして、アンダー10チームが練習試合を5セット経験できました。試合経験数が予定していたよりちょっと少なかったです。来週土曜日の練習では、四角リーグではなく三角リーグにして、試合経験数を増やそうと思います。
今日はアンダー10チームのレギュラーが2人休んでいたこともあり、相手のサーブが入ってしまったら点を取れないという試合が続きました。自分たちのサーブが走っていれば、少しは接戦に持ち込めるのでしょうが、サーブミスも多く出ました。これが試合なのですね。サーブ練習では入っているのに、プレッシャーのかかる試合で入らなくなる。だからこそ、試合経験を1セットでも多くすることが大事なのです。
もう一つ。
「練習はウソをつかない」という言葉通りのプレーが、たしかに試合にあらわれました。
セット間の練習を、今までにない厳しい内容にした子もいました。
ワンマンレシーブを10分間やらされた4年男子S君は、その厳しさが、何が何だか分からずに、しまいに涙を流してしまいましたが、その練習のかいあって、試合中にコート外に飛び出していったボールを追いかけて、コート内に取り戻すという「つなぎのプレー」を初めてできました。
試合の後に、アンダー10の子供たちに伝えたことは、「S君が、泣きたくなるほど練習した結果、コートの外のボールをつなぐことができた。練習はウソをつかないという言葉は、本当だったね。」ということでした。
以前、江東区で年間完全優勝をしたことがありました。
その子たちは4年生の頃に、4人がすでに身長150㎝以上あり、6年生のレギュラーチームに混じって試合に出ても、ブロックやスパイクで点を取るような4年生でした。4年生チームで関東近県の交流大会に行っても、表彰状を取ってくるような子供たちでした。
今の矢口のアンダー10(4年生以下)のチームは、そのような150㎝を超える子がいない。それどころか、140㎝も超えない身長の「ミニミニチーム」です。このようなチームが勝つためには、コートを走り回って、ボールを落とさないバレーボールをするしかありません。そのためには、基礎基本がとても大事なのですが、このへんの目標意識が高学年も低学年も、ものすごく低いことが、矢口のバレーボールの欠点なのです。私が「ランニングパスなど、1000回できて当然だ」とか「対人パスも100回など1本目からミスしないで続けるのが当たり前」と言っているのは、次の練習記録からも分かると思います。
2002年10月の「辰巳ジャンプ」の練習記録を示しておきます。
これまでのバレーボール練習の定説を崩すことを考えてみました。一般的に行われているパス練習は、目標数を100回続けるとか設定すると思うのですが、今日は「対人アンダーを3回ミスしたらそこで練習終わり。」
という設定をし、誰が一番長く続けていられるかを黒板に書いて見れるようにし、高い緊張感の中で練習しました。ペアは5~6年生と2~3年生の2人組でやらせます。
1本も下に落とせないという状況の中、辰巳ジャンプの中でも一番小さい(身長117㎝しかない)2年生が、5年生を相手に「628本」続けるという記録が誕生。これに刺激を受けて、3年生・6年生ペアが「616本」。
この調子でやれば、たぶん10月中には1000本続けるにちがいありません。
先週、1年生の練習ノートに書かれたことを紹介しました。
それ以来、私が持ってきなさいと一言も言っていないのに、「練習ノートを見てください。」とノートを持ってくる子が増えています。
保護者の皆様、このブログをよく読んでくださっており、ありがとうございます。
練習ノートという取組は、子供たちの思考を確実に高めていきますね。教室での机上の学びでは絶対にできない、自分の体験したことや、自分のなりたい姿をイメージしながらの子供の思いを表現する文章行為は、自ら成長していくプラスのスパイラルに入っていく効果があります。
学校現場の校長の特典としては、いつても子供たちの思いを受け止めてあげることができることです。なぜなら、私がいつでも校長室にいるから、
「校長先生、失礼します。練習ノートを書いたので、見てください。」
と、間をあけずに提出できるからです。
こうしたことは校長職の人間として、とてもうれしいことです。なかなかないですよ、校長室にノートを出しに来る子供がいる学校というのは。
くりかえしになりますが、私から出しなさいと指示していないのに、(校長先生に思いを伝えたい。)というモチベーションから、自主的にノートを出しにくること、最高レベルの学びだと思います。
★そこに相手(校長先生)意識があります。
★自分自身のふりかえりがあります。
★指導された記憶を書きとめる学びの姿勢が養われています。
★次の目標が書かれています。
このような思考をくり返すことで、人生を充実させる習慣が養われます。
子供たちが大人になった時に、生き生きと人生を謳歌する下地を私は創っているつもりです。
それ以来、私が持ってきなさいと一言も言っていないのに、「練習ノートを見てください。」とノートを持ってくる子が増えています。
保護者の皆様、このブログをよく読んでくださっており、ありがとうございます。
練習ノートという取組は、子供たちの思考を確実に高めていきますね。教室での机上の学びでは絶対にできない、自分の体験したことや、自分のなりたい姿をイメージしながらの子供の思いを表現する文章行為は、自ら成長していくプラスのスパイラルに入っていく効果があります。
学校現場の校長の特典としては、いつても子供たちの思いを受け止めてあげることができることです。なぜなら、私がいつでも校長室にいるから、
「校長先生、失礼します。練習ノートを書いたので、見てください。」
と、間をあけずに提出できるからです。
こうしたことは校長職の人間として、とてもうれしいことです。なかなかないですよ、校長室にノートを出しに来る子供がいる学校というのは。
くりかえしになりますが、私から出しなさいと指示していないのに、(校長先生に思いを伝えたい。)というモチベーションから、自主的にノートを出しにくること、最高レベルの学びだと思います。
★そこに相手(校長先生)意識があります。
★自分自身のふりかえりがあります。
★指導された記憶を書きとめる学びの姿勢が養われています。
★次の目標が書かれています。
このような思考をくり返すことで、人生を充実させる習慣が養われます。
子供たちが大人になった時に、生き生きと人生を謳歌する下地を私は創っているつもりです。
月曜、火曜、平日練習。
大会に向けて、サーブ練習に力を入れています。アンダー10の試合はサーブの良し悪しで、80%が決まります。
4年生以下のアンダー10チームに限らず、5,6年生も次々とサーブの打ち方を身に付けつつあります。
まず始めにサーブ開眼したのはAチームキャプテンのKさんでした。6月28日のブログ記事に以下のように書いた通りです。
「今日、キャプテンがラリー練習で打っていたサーブの中で、「一番良いサーブ」を、試合中にノーミスで打ち続けられたら、それだけで都大会予選を勝ち上がり、最後の予選決勝大会で勝負できるくらいのサーブレベルでした。」
その後、1週間たちました。
高学年の子供たちの意識が変わった
今、私はアンダー10チームの指導に、ほぼ全力を注いでいる状態ですが、それなのに5,6年生の子供たちの意識レベルが変わったのが不思議であり、嬉しくもあります。Kキャプテンには厳しい指導を入れたこともあり、極めて素晴らしいサーブを打つように変わりました。続いて、O.TくんとW.Aくんも私にアドバイスを求めてきて、次の指導をしました。
「フローターサーブで大事なことは、肩の後ろにある三角形の肩甲骨と、肩の前側にある小胸筋の動きが影響する。まず、全身の力を抜く。サーブを打つためにボールをトスする瞬間に、小胸筋をゆるめて、肩甲骨を後ろに思い切り引く。この『肩の開き』がフローターサーブを強くする。打つ瞬間に、体を開いて蓄えられた力をボールにたたきつける。」
原則はこの理論どおりに指導して、あとはその子のサーブのクセを細かく直していくという指導パターンです。
これによって、O.TくんとW.Aくんは見違えるようなサーブを打ちました。W.Aくんにいたっては、自分の打つサーブが急に良くなったことで感激し、練習態度がどんどん良くなりました。
真の前の目標である、アンダー10チームのサーブも、どんどん良くなっています。
「エンドラインからサーブが入るようになった子を、ユニホームを着るメンバーにします。」と伝え、毎回の練習で、長めの時間をかけてサーブ練習したところ、アンダー10チームのメンバーは、4年男子2名、4年女子4名、3年男子1名、3年女子3名、1年女子1名の11名になりました。そしてその一人一人のサーブも、日に日に上達しています。
今日は部内練習試合を3チームに分けて行いました。
・アンダー10チーム
低学年が多く入った
・男子チーム
・女子チーム
実はこの「高学年+低学年」というチーム編成が、アンダー10大会に出てくる他チームの、最も近いシミュレーションになっています。上手な子はどのチームにもいる。でも、初心者同様の子も出ている。これがアンダー10大会です。
アンダー10大会に向けての、キャプテン修行も始めました。
井上が指導するチーム=キャプテンは井上の分身
ですから、私のキャプテンへの厳しい言葉かけは、返って私自身への戒めでもあります。
キャプテン役の子は、頭の中が必ず混乱します。つまり自分のことだけでなく、チームを強くすることに全力投球してほしいのです。
ですから、他の子の2倍以上の苦労があるはずです。
こんなに厳しく指導されるキャプテンなので、関東中、どこへ行っても「どうやってあのようなキャプテンを育てられるのですか?」と聞かれるのが井上の指導の特徴です。
大会に向けて、サーブ練習に力を入れています。アンダー10の試合はサーブの良し悪しで、80%が決まります。
4年生以下のアンダー10チームに限らず、5,6年生も次々とサーブの打ち方を身に付けつつあります。
まず始めにサーブ開眼したのはAチームキャプテンのKさんでした。6月28日のブログ記事に以下のように書いた通りです。
「今日、キャプテンがラリー練習で打っていたサーブの中で、「一番良いサーブ」を、試合中にノーミスで打ち続けられたら、それだけで都大会予選を勝ち上がり、最後の予選決勝大会で勝負できるくらいのサーブレベルでした。」
その後、1週間たちました。
高学年の子供たちの意識が変わった
今、私はアンダー10チームの指導に、ほぼ全力を注いでいる状態ですが、それなのに5,6年生の子供たちの意識レベルが変わったのが不思議であり、嬉しくもあります。Kキャプテンには厳しい指導を入れたこともあり、極めて素晴らしいサーブを打つように変わりました。続いて、O.TくんとW.Aくんも私にアドバイスを求めてきて、次の指導をしました。
「フローターサーブで大事なことは、肩の後ろにある三角形の肩甲骨と、肩の前側にある小胸筋の動きが影響する。まず、全身の力を抜く。サーブを打つためにボールをトスする瞬間に、小胸筋をゆるめて、肩甲骨を後ろに思い切り引く。この『肩の開き』がフローターサーブを強くする。打つ瞬間に、体を開いて蓄えられた力をボールにたたきつける。」
原則はこの理論どおりに指導して、あとはその子のサーブのクセを細かく直していくという指導パターンです。
これによって、O.TくんとW.Aくんは見違えるようなサーブを打ちました。W.Aくんにいたっては、自分の打つサーブが急に良くなったことで感激し、練習態度がどんどん良くなりました。
真の前の目標である、アンダー10チームのサーブも、どんどん良くなっています。
「エンドラインからサーブが入るようになった子を、ユニホームを着るメンバーにします。」と伝え、毎回の練習で、長めの時間をかけてサーブ練習したところ、アンダー10チームのメンバーは、4年男子2名、4年女子4名、3年男子1名、3年女子3名、1年女子1名の11名になりました。そしてその一人一人のサーブも、日に日に上達しています。
今日は部内練習試合を3チームに分けて行いました。
・アンダー10チーム
低学年が多く入った
・男子チーム
・女子チーム
実はこの「高学年+低学年」というチーム編成が、アンダー10大会に出てくる他チームの、最も近いシミュレーションになっています。上手な子はどのチームにもいる。でも、初心者同様の子も出ている。これがアンダー10大会です。
アンダー10大会に向けての、キャプテン修行も始めました。
井上が指導するチーム=キャプテンは井上の分身
ですから、私のキャプテンへの厳しい言葉かけは、返って私自身への戒めでもあります。
キャプテン役の子は、頭の中が必ず混乱します。つまり自分のことだけでなく、チームを強くすることに全力投球してほしいのです。
ですから、他の子の2倍以上の苦労があるはずです。
こんなに厳しく指導されるキャプテンなので、関東中、どこへ行っても「どうやってあのようなキャプテンを育てられるのですか?」と聞かれるのが井上の指導の特徴です。
まずは1年生が書いてきたバレーボール日記を紹介します。
私が指導するチームには、このような意識高いスーパー1年生が必ず現れます。
この子は、年長時代から練習に参加している子ですから、言葉を超えた井上イズムを身に付けているのかもしれません。
こうちょうせんせいへ
バレーボールがたのしいです。
どうしてかというと、しあいでじぶんのチームがかつとうれしいからです。
それにじぶんのところにボールがくると、とってセッターにかえして、さいごのひとにボールをあげます。
そうやって、みんなでボールをつなげあうのがたのしいからです。
あと、こうちょうせんせいがおしえるときに、おもしろいからすきです。
おおきいこがやさしくしてくれるのもうれしいです。
れんしゅうすればするほど、うまくなるのもうれしいです。
つぎのれんしゅうがたのしみです。
これからもおしえてください。
まさに「ポジティブ思考」をしている文章です。
ポジティブ思考とは、前向きな考え方をすることをいいます。
ミスしても、次はそれとはちがうことをしてみようと思えば、失敗が成功に変わります。ポジティブ思考には失敗はありえません。9999回失敗しても、それをしてはいけなかったんだということが分かったからいいんだと考えれば、9999回の失敗ではなく、10000回目に成功する可能性が残されます。くよくよする態度をしていると、9999回の失敗が本当に失敗経験の積み重ねとなり、自信がなくなっていきます。人生はいつもポジティブ思考で考えることが大切です。
ところで今日の土曜練習は、本当にたくさんの方々が練習参加してくれました。
1年生4名、2年生1名、3年生6名、4年生7名、5年生5名、6年生1名、大人12名の合計36名。
かなりにぎやかでした。
そんな中、東京第4支部の「アンダー10大会」の予定が決まりました。
矢口タートルズは、7月24日(日)に試合をすることになりました。
目標は優勝です。
ここに目標を書くことは、自分たちにとって大きなプレッシャーになりますが、一番大きな目標をもつことで、練習にも力が入りますから、あえて「優勝」と宣言します。
これまで試合をしたことのないチームとの対戦となります。そこで大事なのはチームのムードです。試合をする相手に、「こんなに元気なチームはこわいな」と思わせられるように、あと3週間、きびしく練習していきましょう。
私が指導するチームには、このような意識高いスーパー1年生が必ず現れます。
この子は、年長時代から練習に参加している子ですから、言葉を超えた井上イズムを身に付けているのかもしれません。
こうちょうせんせいへ
バレーボールがたのしいです。
どうしてかというと、しあいでじぶんのチームがかつとうれしいからです。
それにじぶんのところにボールがくると、とってセッターにかえして、さいごのひとにボールをあげます。
そうやって、みんなでボールをつなげあうのがたのしいからです。
あと、こうちょうせんせいがおしえるときに、おもしろいからすきです。
おおきいこがやさしくしてくれるのもうれしいです。
れんしゅうすればするほど、うまくなるのもうれしいです。
つぎのれんしゅうがたのしみです。
これからもおしえてください。
まさに「ポジティブ思考」をしている文章です。
ポジティブ思考とは、前向きな考え方をすることをいいます。
ミスしても、次はそれとはちがうことをしてみようと思えば、失敗が成功に変わります。ポジティブ思考には失敗はありえません。9999回失敗しても、それをしてはいけなかったんだということが分かったからいいんだと考えれば、9999回の失敗ではなく、10000回目に成功する可能性が残されます。くよくよする態度をしていると、9999回の失敗が本当に失敗経験の積み重ねとなり、自信がなくなっていきます。人生はいつもポジティブ思考で考えることが大切です。
ところで今日の土曜練習は、本当にたくさんの方々が練習参加してくれました。
1年生4名、2年生1名、3年生6名、4年生7名、5年生5名、6年生1名、大人12名の合計36名。
かなりにぎやかでした。
そんな中、東京第4支部の「アンダー10大会」の予定が決まりました。
矢口タートルズは、7月24日(日)に試合をすることになりました。
目標は優勝です。
ここに目標を書くことは、自分たちにとって大きなプレッシャーになりますが、一番大きな目標をもつことで、練習にも力が入りますから、あえて「優勝」と宣言します。
これまで試合をしたことのないチームとの対戦となります。そこで大事なのはチームのムードです。試合をする相手に、「こんなに元気なチームはこわいな」と思わせられるように、あと3週間、きびしく練習していきましょう。
最近、毎日気温が上がっていることを身体が感じます。気温が高いと、私が校内の池の裏側に作った「ふれあいビオトープ」にいるメダカたちは、次々と卵を産み、急速に数を増やしています。そうです。私、お魚のブリーダーとしても技術をもっています。自宅ではミナミヌマエビが大繁殖しています。
さて、昨日から一部の子供にやらせている細板上サーブ練習は、早くも成果を出し始め、キャプテンとライトアタッカーのサーブは別次元に成長しました。ネットギリギリを変化しながら飛んでいく、小学生バレーボール独特のサーブ弾道になってきました。このサーブになってくると、大人でも取れないことが増えていきます。なぜなら、小学生バレーボールのネットの高さが2メートルと低く、大人のバレーボールではありえない球筋で飛んで来るからです。その上、ボールが軽いため、大人のボールよりも変化が激しくなります。そうとうバレーボール経験のある大人でないと、取れなくなります。
今日、キャプテンがラリー練習で打っていたサーブの中で、「一番良いサーブ」を、試合中にノーミスで打ち続けられたら、それだけで都大会予選を勝ち上がり、最後の予選決勝大会で勝負できるくらいのサーブレベルでした。
そのようにイメージしてくれるとよいでしょう。
さて、昨日から一部の子供にやらせている細板上サーブ練習は、早くも成果を出し始め、キャプテンとライトアタッカーのサーブは別次元に成長しました。ネットギリギリを変化しながら飛んでいく、小学生バレーボール独特のサーブ弾道になってきました。このサーブになってくると、大人でも取れないことが増えていきます。なぜなら、小学生バレーボールのネットの高さが2メートルと低く、大人のバレーボールではありえない球筋で飛んで来るからです。その上、ボールが軽いため、大人のボールよりも変化が激しくなります。そうとうバレーボール経験のある大人でないと、取れなくなります。
今日、キャプテンがラリー練習で打っていたサーブの中で、「一番良いサーブ」を、試合中にノーミスで打ち続けられたら、それだけで都大会予選を勝ち上がり、最後の予選決勝大会で勝負できるくらいのサーブレベルでした。
そのようにイメージしてくれるとよいでしょう。