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一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

このブログは小学生バレーボールチーム「矢口タートルズVC」の情報と、小学校教育に関する情報を発信しています。

来週の日曜日は、早くも東京新聞杯の一次予選です。
大会の勝利に向けて、チームの団結を強めるために、今日は応援歌を覚えることを目標にして練習をしました。
私たちのチームは、「親子バレーボール同好会」という組織でもありますので、保護者の皆さんが応援歌を覚えてくださったことが、きっと予選での力となります。

都大会予選突破に向けてのチームは、ミスの少ないメンバーで、ねばり強くバレーボールをすることができるチーム構成にしました。このチームがうまくいけば、相手チームの指導者の方々は、なんでこんなチームに点を取られるのかと、頭を悩ませることになるでしょう。しかし、夏の毎日練習で、ボールの落としどころをつかんでいる子供たちなので、きっと頭の良いバレーボールをしてくれると期待しています。

さて、今日本では、バスケットボールのワールドカップが行われていて、今日は日本男子代表チームがパリオリンピック出場を勝ち取りました。
これを指導しているトム・ホーバスヘッドコーチの指導姿勢は、どんな競技の指導者にも参考になります。私も彼のリーダーシップからたくさんのことを学んで、子供たちの力を200%発揮させられるようなベンチワークができることを目標にしようと思います。
試合用のかえ歌の歌詞を配ります。
音楽動画をリンクします。

【ちいかわ】うさぎと歌う懐メロ 「狙いうち」【うさぎ】


ももクロ【LIVE】行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-(from MomocloMania2019 -ROAD TO 2020- 史上最大のプレ開会式 Day2)


FUNKY MONKEY BABYS「悲しみなんて笑い飛ばせ」45秒LIVE映像


バレーの神様 〜高校男子バレーボール部編〜


YOASOBI「アイドル」 Official Music Video


ファイターズガール「ジンギスカン」踊ってみた 歌詞付き


8月後半から体育館の工事が入るため、ここまでの期間で猛練習を続けてきました。

前半は負けない心を鍛えるために、声を出すことに関して、私自身が子供たちの敵になるくらいに演じることにより、厳しく厳しく指導してきました。そのかいあって、たくさん練習に参加してきた子は、自分の意志で大きな声を出せるようになりました。チームに限らず、うちの子供たちは、どうもいろいろなことで守られているのか、自立心が足りない感じがします。素直さは天下一品なのですが、反発心が足りない。スポーツにしても勉強にしても、「こうするんだ」という自我の強さを伸ばすことは大きな課題だと思います。そのためには、親ではない、他人である私が、わざと厳しくする一時期があってよい。1年じゅう厳しいことばかり言っていたらパワハラですが、そんなことをするはずありません。一時期、多少追い込まれても、現状をはね返していく強さが身に付けば、それでよしです。

後半は試合経験を積みたかったので、徹底的に練習試合を行いました。合計セット数52セット。その結果、ラリーになればボールをけっこう落とさないチームにはなりつつあります。アンダー10大会のあとから、このように試合練習メインにしたため、練習を休まなかった子は、大きく伸びていきました。子供たちにも「練習はウソをつかないという言葉は、こうして休まなかった人たちの姿を見れば分かるよね。」と話しましたが、頑張って練習参加した本人たちも、きっと実感していることでしょう。

ここからは8月のトータル個人成績のベスト6をのせてみます。

【サーブ打数】チーム総計1545本
1位 N.S(5年) 180本
2位 T.A(4年) 141本
3位 T.H(4年) 134本
4位 K.S(6年) 127本
5位 N.A(5年) 112本
6位 F.Y(5年) 106本

【サーブ成功率】チーム率74%・・・合格は90% 最低でも80%はいきたい
1位 N.S(5年) 90%
2位 T.H(4年) 88.9%
3位 M.Y(6年) 82.5%・・・サイドで打ったものだけだと90%前後、途中からフローターに挑戦して下がった
4位 T.A(4年)81.6%
5位 F.Y(5年) 74.5%
6位 N.A(5年) 74.1%

【サーブ得点率】チーム率52%・・・60%をこえてくると、ほぼ勝てる
1位 T.H(4年) 66.4%
2位 N.S(5年) 63.9%
3位 O.R(5年) 59.8%
4位 O.T(6年) 56.4%
5位 N.A(5年) 56.3%
6位 M.Y(6年) 53.6%

【サービスエース率】チーム率29.3%・・・30%をこえると勝つ可能性が高まり、40%をこえるとまず負けない
1位 O.T(6年) 56.4%
2位 T.H(4年) 41%
3位 K.S(6年) 37.8%
4位 O.R(5年) 34.3%
5位 N.S(5年) 33.9%
6位 N.A(5年) 29.5%

【スパイク決定数】チーム総計263本
1位 K.S(6年) 66本
2位 F.Y(5年)T.H(4年) 43本
4位 I.H(5年) 42本
5位 N.A(5年) 29本
6位 O.T(6年) 14本

【スパイク成功率】チーム率64%・・・合格は90% 最低でも80%いきたい
1位 T.H(4年)80%
2位 K.S(6年)74%
3位 N.S(5年) 65%
4位 I.H(5年) 64%
5位 F.Y(5年) 63%
6位 N.A(5年) 62%

今日も午前練習でした。お盆なのに参加した小中学生が13人もいて、そのやる気がとてもよいです。
新しい練習メニューも一つ入れてみました。ボール出しは反対のコートから、ボールがネットの下を通るようにねらって打ち、アンダーハンドレシーブをする子供のところに2バウンドで届くようにする。ネット下を2バウンドしているボールをアンダーで拾うため、腰高だと腕がボールに届かない。そのため、この練習は、
(1)アンダーハンドレシーブのさいに、自然に腰を低くすること。
(2)サイドステップして動き、アンダーハンドレシーブの瞬間に、セッターに向きを変えるクセをつけること。
(3)ドライブボールに対しての面の作り方を身につけること。
この3つのことが自然にできる長所があります。昨日、動画のネットサーフィンをしながら見つけた練習方法で、これなら理屈に合っていると納得したため試みてみました。やってみて、すごく良い感じ。床すれすれまで、あきらめずにボールを拾い上げる子供たちになりそうです。

参考にさせていただいた動画はこちら
落とすもんか❗小学生バレーボール指導法【ワンバウンドレシーブで低姿勢を身に付けよう】



今日のサーブ個人成績(3位まで)
【サーブ得点率】
1位 N.S 69.2%
2位 F.Y 66.7%
3位 K.S T.K I.H 50%

【サーブ成功率】
1位 M.Y N.S K.Y 100%

【サービスエース率】
1位 T.K 50%
2位 N.S 46.1%
3位 F.Y 44.4%


さて、題名の「やるべきことはできるだけ早くやってしまうといい」ですが、夏休みも終盤に入り、やるべきこと(宿題など)がたまっている子はいないでしょうか。私も小学生の頃は、どちらかというと追い込みラストスパート型で、夏休み最後の1週間は大嫌いなタイプでした。
教員になって、20代でバレーボール指導を始めた時から、平日2日間の夕方と土日は体育館の住民(午前午後は練習)となったため、ほかの教員よりも圧倒的に時間がなく、さらに私はバレーボールだけでなく、帰宅後も地元での活動で大きな責任があったため、やるべきこと(仕事)を後回しにできなくなりました。そのため、体育館で指導をしながら仕事もしていたり、歩きながら企画を考えたりすることが習慣になっていきました。

さらに教務主任や副校長という立場になると、さらにやるべきことのスピードをあげなくてはならなくなり、その結果、バレーボール指導を続けるためには、数か月先の仕事に手を打ち、早めに終わらせておくということをしないとならない環境になりました。こうした追い込まれ方が幸いして、今でも数か月先、場合によっては数年先のことをイメージしながら、今のことをしています。
身近なことでいえば、来年1月しめきりの研究関係の原稿を7月下旬に書き終えて、すでに提出してしまいました。これで研究費の数万円をもらいます。半年早いスピード感ですね。「書けちゃった!」という達成感が高いです。この達成感に身を任せると、自分の脳がさらにスピードのある加速状態を好んでくれます。そのため、「書くスピードが速すぎるから、再来年1月に遠慮してください」と言われている次の研究原稿も8月上旬に書き終わってしまいました。

「早けりゃいいってものでもないのでは?」とご指摘する方もいるでしょうが、やるべきことをはやく終わらせてしまえば、その次のことも早く終わるという、上昇気流にのっていけると実感しています。
今日は近隣のチームに来ていただき、練習試合を8セット行うことができました。
この夏休みの練習成果を試せる場として、とてもよい練習試合となりました。猛暑の中、足を運んでくださったTチームの皆様に感謝いたします。

練習試合を行う前、矢口の子供たちだけで行ったミーティングでは、「こんなに暑い中、わざわざ来て、いっしょに練習してくれるTチームのみんなに感謝する気持ちが大切だ」という話をしました。我がチームの子供たちは、その気持ちを忘れずに試合をしていたのでしょうか?一人一人がふりかえって考えてほしいと思います。

この夏のブログ記事ですが、実はわざと毎日の記録記事を書かないようにしていました。理由は、
(1)教員の夏季休暇取得推進期間なのに練習をしていたこと。(私はいちおう学校のトップなので、“教員”の扱いにはなく、教員とは立場がちがうため、学校にいても問題はないはず・・・ということで、練習していました。)
(2)全国大会を東京都で開催している裏で、大会の手伝いもせずに、自分のチームの練習を指導していてよろしいのか?という自分自身に対する反省もある。
(3)意外とこのブログを読んでいる方が多い(1日平均2000アスセス以上)ので、チームの状況をあまり明かさないために。
おもにこの3つですが、今日の練習試合は夏休みの練習成果を試した場でもあるので、久々に記事を書きます。

今日見られた夏休み猛練習の成果を箇条書きにします

(1)6年生アタッカーのスパイク成功率が88%という好成績だった。90%を合格ラインとしているこの数字だが、これまでは、チームの誰がアタッカーとなっても、良くても65%程度だった。それが今日はあと1本決めていれば、90%を超えるところまできた。この88%は矢口新記録となる。アタッカーの成功率が90%近くになるということは、スパイクミスがほとんどないという意味になる。こうなってくると、相手にとっては非常にやりにくいチームに変身することができる。

(2)アタッカーのスパイク成功率88%を出すためには、セッターのトスが乱れてはいけないことが必要な条件になる。88%の数字は、アタッカーの記録だけではなく、セッターのトスが本当によくなってきた証明である。

(3)まだそんなレベルではないと判断して指導をすることがなかった「すき間をうめる走るレシーブフォーメーション」を、今日初めて指導することができた。9月からはじまる都大会予選までに、この「すき間をうめる走るレシーブフォーメーション」を身につけることができたら、これまでの矢口タートルズとはまったくちがうレベルのチームに変身することができる。平均身長140㎝のチームでブロックがいなくても、ギリギリなんとか拾い上げて、反撃してしまうようなチームになる。

(4)リズム感のあるバレーボールになるように、指導する私が、声で、「1,2,3,4,5!」「1,2,はいっ!」「1,2,ダッシュ!」「1,フェイント!フェイント!」というように、リズムを取る指導をすることができた。これが辰巳ジャンプでずっと指導してきたことで、これまた矢口では初めて練習試合で指導することができた。

これ以外にも、「笑顔の効果」とか、「フェイントを拾う練習」とか、たくさんのことを教えることができた今日の練習試合でした。


指導者といっても、私も機械ではありません。感情のある人間です。マイナス100点の指導をするときもありますし、不適切な指導になっていることもあります。今日の指導には、自分自身に高評価をしてもよいだろうと感じています。ではなぜ、そのような指導になったかというと、ここ数日間、バレーボール指導方法について勉強していたからです。「常に自己更新をかける」が私の信念でもあります。


※個人成績は10本以上のサーブを打った子5人の子だけをのせます。

【サーブ得点率】
1位 K.S 62.9%
2位 N.S I.H 55.6%
4位 T.K 55.2%
5位 T.A 47.6%

【サーブ成功率】
1位 N.S 100%(チーム新記録)
2位 K.S 80%
3位 I.H 74.1%
4位 T.K 72.4%
5位 T.A 71,4%

【サービスエース率】
1位 K.S 40%
2位 I.H 37%
3位 T.A 33.3%
4位 T.K 27.6%
5位 N.S 18.5%

【スパイク成功率】
1位 K.S 88%(チーム新記録)
2位 I.H 62%
3位 M.Y 33%
4位 T.K 29%

全18日間計画した夏休み強化練習が今日で半分終わりました。前半の指導方針としては、ただ一つに焦点化しました。それは「声を出すこと」です。チームではなく、この学校に来て、ずっと課題だと感じていたことは、「人の話を聞く姿勢」が弱いこと。その結果、授業でも遊びでもスポーツでも、どのようなことでも自分事としてとらえる力が弱いこと。つまり無意識のうちに他人事として受け止めがちなこと(受け身なこと)。話をしっかり聞き取っていないため、受け止めた情報が足りなくなり、情報が足りないから考える材料も足りないため、次に思考するべき自分の「意思」というものが非常に弱くなること。意思が弱いため、逆境をはね返していく強気の心が育たないこと。その結果、ピンチから逃げてしまう子が出てくること。または自分の力で何とかしようとせず、大人に頼ってしまうこと。これが私がこれまで勤務してきたK区やB区の子供たちとは違う弱さです。

そこで夏休み前半の課題を「声を出す」という、いとも簡単な課題に焦点化して、これだけは厳しく指導してきたのです。仏典によると「声、仏事をなす」と言われます。どれだけ高名な話を説いたとしても、響きのない声は説得力がないのです。声というものは、現代人が考える以上に人の心を動かすことのできる大きな力となります。元気な声を出しているチームは、それだけでも応援団が増えます。声が人を呼び込みます。声が幸運を呼び込みます。声が勝利を呼び込みます。

継続指導してきた結果、体育館に来た時と、練習終わりに体育館から出るあいさつの声は、抜群に良くなりました。

2006年の記事を読み直すと、このように書いてありました。
辰巳ジャンプの3代目キャプテンは「私の代理」と言ってもいいくらいに素晴らしいキャプテンで、私が1つ言ったら10にして返してくれるような子でした。「声を出しすぎるとのどがつぶれるから、君はそんなに声を出さなくてもいいよ。」と私が制止するほどの頑張り屋でした。

こういう子がいたから、このチームが練習試合に行くと、他チームの監督に必ず言われたのが、「どうしたらあんなに声を出せるチームに育てられるのですか。」という言葉でした。私が強制したのではありません。子供たちが自発的に行動したのです。だから私が「声を出さなくてもいいよ。」と言うくらいだったのです。そういう強い主体性のある選手になりたくありませんか。そんな強い気持ちをもつことができたら、あなたのこれからの人生に役立つと思いますよ。35年以上の教員経験からも、この「声を出す」ということについては間違っていないと感じています。


強化練習が中間地点になったので、サーブの個人成績の10位までを記録しておきます。

【サーブ得点率】
1位 T.K 61.5%
2位 T.H 58.4%
3位 I.H 58.1%
4位 Y.K O.R 56.4%
6位 N.S 55.7%
7位 O.T 55.6%
8位 T.A 54.6%
9位 K.S 54.6%
10位 F.Y 49.2%

【サーブ成功率】
1位 T.H 92%
2位 T.A  89.7%
3位 N.S 87.3%
4位 I.H 83.2%
5位 Y.K 74.4%
6位 N.A 73.9%
7位 F.Y 73.4%
8位 M.Y 70.9%
9位 K.S 69.2%
10位 O.R 67.3%

【サービスエース率】
1位 O.T 55.6%
2位 I.H 35.3%
3位 O.R 34.5%
4位 K.S 33.8%
5位 Y.K 33.3%
6位 N.S 31.6%
7位 T.K 30.8%
8位 T.H 30.4%
9位 T.A 24.7%
10位 M.Y 24.4%
夏休み前半の山場であるアンダー10大会に出場しました。
最大の収穫は、エースアタッカーとして頑張った4年生が、「優勝を目標にしていたのに、負けてしまって悔しいです。」と涙したことです。このような気持ちがあれば、人間は必ず大きな成長をすることができます。アンダー10大会とはいえ、私たちのチームは6人中3人がアンダー8でした。今日集まったチームの中では、そんなチームは一つもありませんでした。これだけでも大きなハンディです。4年生の子供たちには、ただただ「おつかれさま」と言うしかありません。

【試合結果】
● 矢口 0{18-21、13-21}2 O.H ○
● 矢口 1{21-14、17-21、10-15}2 N.J ○

【サーブ成功率】合格90%
1位 T.A 100%
2位 T.H 92.3%
3位 Y.K 64.3%
あとは低学年

【サーブ得点率】合格60%
1位 T.A 62.5%
2位 T.H  61.5%
3位 Y.K 50%
あとは低学年

【サービスエース率】合格30%
1位 Y.K 50%
2位 T.H 42.3%
3位 T.A 41.7%

【スパイク決定率】合格90%
1位 T.H 70%

成績が示す通り、4年生3人はたしかにがんばったのです。合格ラインにたくさん達していますから。そのがんばりのおかげで、もう少しで勝てるところまでいけたのです。


今日の4年生の試合ぶりを見ていて、行きづまっているAチームに、4年生を入れてもよいかもしれないなと思いました。秋の東京新聞杯予選では、冷たい対応ですが、勝つために実力重視でレギュラーを組むかもしれません。この夏、だれが本気でバレーボールの練習に取り組むかで、それを決めることになります。


これまで教えてきた辰巳ジャンプの子供たちで、都大会まで勝ちぬけたチームでは、私が計画した練習予定を休むことは、ほぼありませんでした。そこまで子供も保護者も、そして私も本気でがんばったから、全国でも一番レベルが高くて厳しいと言われた江東・江戸川予選を勝ち抜いたのです。そのことを書いている記事があります。


「夏休み強化練習打ち上げ、本当に頑張って練習しました!」2011-08-21
7月16日よりスタートした辰巳ジャンプの「夏休み強化月間」を今日の練習でしめくくりました。
約1か月間で合計23回の練習を行いました。しかもほとんどの練習日が、まるまる1日の練習でした。暑い体育館の中で汗びっしょりになって、同じ練習をくり返してきました。子どもたちは本当によく頑張りました。「バレーボールづけ」という言葉がぴったりくるほど練習しました。

なんといっても練習を休まないということが一番です。毎年、夏休み練習の出席数のトップ3に「監督賞」をプレゼントしていて、今年も同様に贈ることにしていました。ところがすごく嬉しい期待外れで、このトップ3の枠をはみ出して4人が全出席、2人が遅刻早退はあるものの全出席という出席率の高さ。とくにレギュラークラスがほとんど休んでいないという状況ですから、確実にチーム力を上げることができました。

5月の全日本大会予選ではレギュラーも固定できていなかった日和見チームでしたが、信じられないくらいに一人一人の力が向上して、秋の大会が楽しみでならない状態になってきました。

今後の課題としては、
(1)サーブをミスしないこと
(2)トスとスパイクを合わせること
(3)ブロック力を上げること
(4)バックからセッターに入れるレシーブを安定させること
(5)判断力を早くし、先手先手で攻められるようにすること
たくさんあるうちの5つだけあげておきました。

練習の最後には「三本じめ」でお互いの頑張りをたたえあいました。聞いてみると、ほとんどの子は「三本じめ」は初めての体験だったようです。無邪気な3年生は、「このチャチャチャっていうの、面白い!!!」と言って盛り上がっていました。

ところで今、有明コロシアムではワールドグランプリが行われています。地元・辰巳ジャンプはたくさんの子どもたちが全日本の応援に行きました。世界レベルのバレーボールを目の前で見て、自分のバレーボールに生かしてほしいと思います。なんとロシアにストレート勝ちした試合を見たのですから、良いイメージ作りができたのではないかと思います。辰巳ジャンプも今日の全日本のように、練習した成果を試合で出すことができれば、「強い辰巳復活」も遠い話ではありません。
明日のアンダー10大会に向けて、子供たちが少しでも活躍できるように、たくさん練習しました。試合に出る6人のバレーボール経験値を合計して、同じくらいのレベルの対戦相手にしている大会ではありますが、それでもうちのチームの経験値は、とてつもなく低い数字です。そこでサーブで点を取るしかないと思い、サーブ練習をさせました。今日の練習の成果を、明日の試合でどこまで出せるか。頑張ってほしいです。

ところで、夏休みは基本を徹底するために、一人アンダー、オーバーの記録チャレンジをしていますが、今日はN.Sさんが一人アンダーで1002回を達成しました。チーム記録なので、ここに記録しておきます。
いよいよ夏休み強化練習が始まりました。参加者15名。午後の4時間練習。

・手つなぎ鬼
・サークル鬼
・1人オーバーとアンダーの自己記録更新チャレンジ
・レセプションコントロール練習2種類
・ディグコントロール練習
・トスとスパイクの合わせ練習
・サーブ練習
・アンダー10チームの試合練習

たくさん練習したようで、こう書いてみるとぜんぜん足りないことが分かります。

10年前には同じ時間で、この倍の内容で練習していたので、自分自身の体力低下は否定できません。


この夏も、練習の出席数トップ3には、監督賞を出すことにしています。実は夏休み最後の2週間に体育館内の工事が入り使用できません。それなのに、夏休み練習の日数は19日間もあります。今の時代に逆行する過密練習予定ですが、なかには練習がないと困る子もいるわけで、基本的には自由参加の形をとっていますから、無理やり練習しているわけではありません。

もしよかったら、中学生も練習参加して、技術の向上をしたらよいでしょう。
極めて暑い海の日でした。外ではとても運動できません。
体育館は今はどこもクーラーがついていますから、室温、湿度ともに下げられるため、練習できることがありがたいです。
学校で一番長く体育館にいるのが私であり、光熱費の管理責任者でもありますので、クーラーの設定をどうすれば最も効果的に室温を下げられるかを試行錯誤してきました。その結果、以下のようにすることが、最大効果になることが分かりました。

室温設定 24度
風量 急速
風向き 下3の向きで固定

人間の心情的に、風向きをスイングさせたくなりますが、私たちが活動をしているのは床面であり、ギャラリー辺りを冷やす必要はありません。上下スイングさせると、冷気が拡散してしまい、活動面が冷えにくくなります。そこで風を下向きにして、床付近を冷やし、暖気を上に上げてしまうという空気循環をさせることが一番良いと分かりました。
この説明表示もクーラーのコントローラーの隣にはりました。


さて、いよいよアンダー10大会が近づいてきました。ボールはミカサを使うそうです。明日からミカサだけで練習しましょう。

チームのトータル経験値は低いため、おそらく同じようなチームの集まるトーナメントに入っていると思われますが、昨年の優勝メンバーが2人いるので、試合になると思います。キーポイントはサーブをミスしないこと。昨年の優勝の時も、今年のキャプテンが連続サーブを決めて逆転優勝しました。今年はどうなるでしょう?やってみないと分からないのも、アンダー10大会の楽しみの一つです。