「せっかくネーションズリーグがテレビ放映されているのだから、全日本チームが試合の中でどんな話をしているか、記録しておくとよい。」
ということを私から指導したことに応じて、5,6年のエースアタッカー2人がノートに書いてきたことを、矢口タートルズのチーム財産となるように、ここに紹介します。
(6年生エース)
・古賀選手がスパイクのコースについて、みんなに伝えている。
・点が決まったら、みんな笑顔で声をかけ合っている。
・言葉だけで伝えるのではなくて、ジェスチャーや手を使って分かりやすく伝えている。
・気持ちに関する言葉を言っていた。古賀選手が「バタバタしないでいこう」と言っていた。
・自分たちに点が入っても、相手に点が入っても、絶対に誰かが声を出していたり、声をかけていたりしていた。
・声と足を止めずに試合をしていた。
・手拍子でテンションを上げている。
・リベロの小島選手がサーブカットのときは必ず毎回レシーブのフォームを確認している。
・選手やコーチ、かんとくが話しているときに、絶対にあいうちを打って、最後までしっかりと話を聞いている。
・相手の弱いところなどを言ってから、気持ちに関する言葉を言って、コートに入っている。
・追いこまれていいるときに、深呼吸をしたりしていた。
・古賀選手が何回も何回も「あきらめないよ」や「ボールからにげないよ」という声掛けをしていた。
(5年生エース)
・点を取ったら笑顔で喜んでいた。
・タイムアウトのときは、選手がいろいろなことを話していた。
・最後まであきらめずにボールを追いかけていた。
・つなぎのスパイクは必ず入れていた。
・二段トスでもれいせいに相手のコートをねらって打っていた。
・ブロックカバーにしっかり入っていて、ブロックされても拾えていた。
・レシーブするときには、すばやくボールの下に入っていた。
・ベンチからのおうえんがすごかった。
・ミスをしてもきりかえて、次の1点を取ることに集中していた。
・相手に連続で点を取られていても、「こうげきする気持ちをわすれない!」と古賀選手が言っていた。
・とにかくコートの中をもりあげていた。
(感想)私は上に書いたようなことをプロから学んで、自分たちの試合で実行したいと思います。
2人が書いてきたことを、チームのみんなができるようになったら、まちがいなく素晴らしいチームになりますね。
矢口タートルズでも、やっとこのようなレベルの高い考え方をする子が出てきましたね。