今日の練習最後のミーティングで話したことは、私が東京都の小学生バレーボールチームを指導してきた30年間の経験から言えることです。
私 「君たちの目標は何ですか?」
主将 「都大会に出ることです。」
私 「他のみんなの目標も同じですか?」
他の子 無言で手をあげる
私 「実は、都大会に出るという目標だと、都大会に出られないのが東京都なのです。」
子 「?????」
私 「混合の大会は、20チーム中4チームしか都大会に出られないという、きびしい大会になってしまいました。」
私 「5チームで1チームです。女子の大会に出ていれば、2~3チームに1チームは都大会です。」
私 「男女混合の大会は、東京で最も厳しい大会になっています。」
私 「都大会に出ることを目標にすると、都大会には出られません。」
私 「なぜなら。都大会に出るレベルのチームは、東京都優勝をねらっているチームばかりだからです。」
私 「だから、都大会に出たいと、本当に思うならば、東京都優勝を目標にしないと、都大会にも出られないのです。」
小学生バレーボール東京都のレベルとは、そういうものなのです。「都大会に出る」程度の目標設定をしたら、都大会には出られません。日本一を目標にしているチームがたくさんある中で、勝負をしていかなくてはならないので、東京都の優勝を目標にすることに、本気になれるかどうか。これが東京都レベルだと言っておきます。