夏休み練習 最終週 | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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夏休み練習17回目。
参加者21名。

18名以上いるということは、3チーム作れるな、部員は25人もいるのだから、単純に割れば4チーム作れる、ということを昨日の朝、ガストで朝食をとりながら考えたのです。
昨日の日曜日は、校長としての学校外の仕事で、かなり重要なことを1日がかりで取り組まなくてはならなかったため、現地近くに朝7時に行って、ドリンクバーも楽しみながら、バレーボールの練習内容を、あれやこれやと紙の上で考えていたのです。

指導者の楽しさは、このように自ら企画し、練習実践に移し、企画が良いか悪いかチェックし、さらに子どもたちが楽しく伸びる方法を熟考するという過程を、永遠に繰り返せることにあります。

実は今、記述した過程は、授業を行う教員には100%必要なことで、これができれば、授業をやればやるほど上達するのです。今日よりも明日の授業が良くなる。明日の授業よりも1週間後の授業が良くなるように、チェックと企画を繰り返すのですから、当然進歩するのです。これが習慣にならない人は、子供の指導には向いていません。

そう考えると、伸びる子供と、伸びない子供も、同じことが言えそうです。
一人アンダーの練習を見ていれば、分かりやすいです。

伸びる子は、まずはじめに、どのように練習するか、目標を自分で立てています。そして練習してみる。うまくいかないとどうしてなのか考えて、別の方法を試みたり、気持ちを入れ直したりします。
目標を達成した後も、新しい目標を立て直します。また、ライバルを意識して、その子以上の回数ができるように目標を変えていきます。こうして自然にプラスのスパイラルに入ります。

なかなかできるようにならない子は、スタートから、私に与えられた目標しか考えていないか、または、始めからできないと思い込んでいます。この時点で、もうできないことが決まってしまいます。すると様々な工夫をしなくなります。自分にとっての実現可能な目標に修正して、スモールステップで少しずつレベルアップすれば良いのですが、たいていは、あーできなかったという雰囲気を漂わせます。こうした心の動きをするだけで、どんどんマイナス方向に落ちていきます。しまいには、目標意識もなくなり、惰性で練習するようになります。

子供ながらに、成功習慣を身につけている子と、失敗習慣が根づいてしまっている子がいるのは、なぜなのでしょうね。ここでは解説しないでおきます。
キーワードは、ドリームヘルパーとドリームキラーの存在だと書いておきます。