夏休み練習8回目。
午前中は、3か月おきの、御茶ノ水の教員用病院の定期検診に行く。血液検査、栄養相談、内科ヒアリングがいつもの流れ。
病院内に2時間もいなくてはならないため、読書を進めたいが、検査のために何も食べていない空腹と、院内の静けさが眠気を誘い、30ページくらいしか読み進められない。
また、夏休みに入り、バレーボール指導を毎日続けていることで、運動量は激増しているが、それに反比例して、食生活が悪化してためか、血液検査の数値は今ひとつ改善しない。管理栄養士からも主治医からもカロリーを下げなさいと指摘を受ける。
残念ながら、私も完璧な人間ではありません。なかなか難しいですね。
午後からは、先週に続いて、江戸川のチームとの練習をしました。相手チームは、今週末に東京都大会が控えているため、うちのような初心者チームでは練習にならないのですが、それでも体育館を使えることは、感覚を保つのに大きな影響があるのです。何よりもネットがあることが大きい。
少しでも都大会に役立てるためは、緊張する場面も必要かと思い、相手チームのサーブだけで試合が終わるということを避けるために、1セットおきに、私たちのチームだけがサーブを打ち続けるという試合をさせてもらいました。さすがに相手の得意としているサーブを封印させていただきましたので、少しは試合らしい練習ができたかと思いました。
また、練習試合を行う1時間前には、各チームでの練習を行いました。我々のチームは 基礎技術が全くできませんので、初歩の初歩である一人直上アンダーハンドレシーブを100回続けたら試合に優先的に出られるという条件つけて練習させました。残念ながら100回続けられる子が一人もいませんでした。
以前私が指導していたチームでは、一人直上アンダーは、一本目からノーミスで 500回、1000回と続けていましたので、現状での子供達とレベルの差は、100倍、200倍という、お話にならないくらいの違いです。
この程度の練習で、すでに諦めてしまっている子がいますから、私たちの学校の子供達は、まさに井の中の蛙なのです。一人アンダーレシーブが100回も続けられないということは、対人パスに切り替えたら10回とか20回で終わるはずです。これもまた以前教えてた子供たちは、対人パスをやらせれば、ノーミスで 1000回、2000回は当たり前の技術をもっていました。そこまで行っても、都大会に出られないことがあります。これが東京都の小学生バレーボールのレベルです。つまり、毎年毎年日本一を目指してどのチームも練習していますので、都大会に出るチームは、他の県に行けばベスト4レベルにはいけるくらいの力があるということです。
私がバレーボールを指導し続けているのは、そのような高いレベルの子供達の意識革命をしたいからです。地元にいるだけでは決して体験することのできない、違う世界を感じさせてあげたいのです。
夏休み練習も1/3終わりました。残り2/3で どこまで行けるか、休まずに練習に来る子は、間違いなく次の高さの ステップに行くはずだと思っています。