
緊急事態宣言下、保護者の皆様には、感染拡大防止のための対応を、「念のために」というお言葉の通り、先手先手で取り組んでいただき、本当にありがとうございます。
さて、今日から1年生では1月の年中行事とのいえる「凧つくり」に入るという週の指導計画でしたので、教室で作業している子どもたちの様子を見に行きました。
今週の1年生と私とのおしゃべりの中では、
「校長先生あのね、こんど凧を作るんだよ。楽しみだな。」
「校長先生、私は凧あげをしたことないんです。じょうずにあげられるかな。」
「ぼくはね、おじいちゃんの家に行くと、いつも凧あげするから慣れているよ。」
と、かなり楽しみにしている様子が伝わってきました。
今日の「たこづくり」1回目の授業では、写真のようにどんどん描き進める子もいれば、「ううん。何を描いたらいいのか、なかなか思いつかない・・・」と悩んでいる子もいて、それはそれで個性豊かな1年生で良いものだと思いました。
この後、絵の具で色を塗って完成したら、風のある日に校庭で凧あげ大会になります。
ここで凧についての有名な句を紹介しておきます。凧は「いかのぼり」という季語にもなります。
ありたけの 糸のばしたり 凧いかのぼり (石井露月)
凧いかのぼり きのふの空の ありどころ (与謝蕪村)
そこらから 江戸が見えるか 奴凧やっこだこ (正岡子規)
凧の糸 青天濃くて 見えわかぬ (山口誓子)
ちさい子の 走りてあがる 凧いかのぼり (河東碧梧桐)
これらの俳句のような風景が、来週の矢口小の校庭で見られることを期待しています。