書写指導今昔・3年生 | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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秋も深まり、少し寒くなってきました。
新型コロナウイルス感染症の予防はもちろんですが、インフルエンザも流行らせるわけにはいきません。
全国の学校で、手洗いを徹底的に指導し続けているため、昨年のこの時期には全国に1,163人いたインフルエンザでの欠席者が、今年は北海道のたった1校、5名という欠席者数です。(厚生労働省10月9日発表)

さて、3年生の教室を見に行きますと、1組も2組も書写を学んでおりました。
少し前の教室では、書写の指導といえば、「水黒板」という、教員が水でお手本を書いて指導する方法が普通でした。
今は違います。写真をご覧ください。

とても見やすいです
このように、机の上で教員が書いている様子を、拡大投影機で電子黒板に映して説明するという、ICT機器活用授業が行われるのです。
これによって、水黒板よりも、はるかに見やすい映像を、子どもたちは目にすることができます。
また、電子黒板を使うと、子どもたちの視線が、画面に集中するという「焦点化」という効果があります。
そして直接、半紙にお手本を書きながら、止め、はね、はらいなどを見せていきますので、イメージ化されやすいという長所もあります。
さらには、こうした新しいICT機器は、若手の教員の方が、どんどん取り入れて使ってくれる傾向が強いのです。
次の時代の指導技術を、若手教員の柔軟な頭脳で、どんどん開発してくれることに、校長としては大きな期待をかけているのです。

Society5.0の時代です。
そのうち、私が学校にいなくても、携帯から指示を出して、IOT機器が校内で動きだすということを、試してみようと思っています。
そうそう思い出しました。
私、2006年4月に、他校の6年生担任として、日光移動教室の実地踏査に行ったのですが、担任不在の学校に、日光の様子を次々とインターネットで送り込みまして、子どもたちに感想を書かせるという「遠隔授業」をしたことがあります。
その時の、子どもたちの書き込みは、こんな感じでした。
「日光すごく楽しそう!今からでも行きたい所ですが、今は、勉強頑張ってます=(=_=)」
「日光の夜の廊下はとても恐そうですね。恐い話をするともっと恐くなると思います 。」
「私は、日光に行って、絶対写真に、撮りたいのは、「見ざる、言わざる、聞かざる」です! 」
「ところで日光もいいですが、皆さん歴史新聞も頑張っていますよ。紅葉さんはもう24枚書いたそうです。」
「先生、今日の朝ご飯は何を食べたのですか。」