
3校時は図工の授業観察です。
ギャングエイジの4年生。何をやっても楽しめる年代です。
(この授業のねらい)
自分の島に色を塗る活動を通して、いろいろな色を混ぜながら表したい色を見つけることができる。
(今日の授業の良さ)
本校の図工の授業はひとつのパターンがあります。
あいさつ 10:40
説明
やってみよう(1)
友だちの作品を見に行く 11:15
トイレ・水のみ 11:25
やってみよう(2) 11:30
片づけ 11:55
あいさつ 12:10
毎回、繰り返しこのパターンで学習していきます。
この同じパターンの繰り返しをすると、ある効果があらわれます。
回数を重ねるたびに、知らないうちにスピードアップ、基礎の定着、レベルアップをしていくことになるのです。
スポーツの基礎練習を想像していただければ分かりやすいと思います。
野球であれば、キャッチボールを同じように繰り返し反復練習します。
すると、目に見えての向上があるわけではないのですが、3か月間も反復練習すれば、投げる力や捕る力がかなりレベルアップします。
図工の学習パターンも同じことです。
これを「同一パターンのグレードアップ」といいます。
昨年度から、様々な学級の図工室での授業を見てきましたが、今日、最も感じたのは、指導する教員自身が「同一パターンのグレードアップ」をしていることでした。