
昨日はVチャレンジリーグの「キッズエスコート」としてお手伝いをした辰巳ジャンプ。その中で、チーム目標を達成した場面がありました。辰巳ジャンプのチーム目標は「誰もが応援したくなるチーム」です。体育館中の人たちを魅了し、相手の応援団からも、このチームは頑張って欲しいと思われるような選手になることが目標です。この目標を達成する場面があったのです。第1試合で「PFU」というチームをエスコートした我がチーム。子どもたちは試合の方もPFUの応援団と一緒になって一生懸命応援していました。試合が進んでいくうちに、応援する呼吸も2階にいるPFU応援団の皆さんと合ってきて、かけ声をかけるたびに1、2階で合図を送り合う状態になりました。
この素直な応援態度がきっとPFU応援団の皆さんの心を打ったのでしょう。試合終了後の選手による記念ボールの投げ入れの時に、PFU応援団の方が選手に「あそこのキッズエスコートした子どもたちに投げてくれ」と合図を送ってくれました。その合図に従って、選手の方もサインボールを辰巳の子供たちに向かって投げてくれました。嬉しいことにバレーボール1個を受け取りました。こうした本当に素直な一面が、辰巳ジャンプの子どもたちの最大の長所です。
さて、今日は同じ江東区の二○さんとの練習試合。新チームは今日から初めてブロックに跳ぶフォーメーションに切り替えました。5年生が一人もいなくて4年生が9人もいるチームです。しかもそのうちアタッカー候補が6人。今はミスも多く、応援してくださる保護者の皆さんが見ていても、もどかしい感じがするかもしれませんが、実は私の手応えとしては、このチームは辰巳ジャンプ史上最強のチームになるに違いないと感じています。今日はそのバリエーションをいくつか試してみました。すべて大当たりでした。初めて取り組んだフォーメーションなのに、子どもたちは次々にものにしていきました。ディグフォーメーションの「2-1-3」「2-2-2」「3-3」と、子どもたちにはすごく応用力を求めた1日でしたが、楽しそうに身につけていく姿に、指導しているこちらも楽しくなってきました。
9人の4年生が一人ひとりの個性を豊かに発揮しながら、全員の力を合わせて仲良く楽しく元気良くプレーしていく。このバレーボールを「009バレー」と名付けようと思います。
009と名付けましたので、009のマインドマップでも付けておきましょうか。これは脚本を書いた辻真先先生と個人的に対談した時の内容を再現したマインドマップです。私の納得作のひとつです。