たまには私の仕事の醍醐味を伝える記事を公開するのも、教育界の役に立つと思うので少しだけ紹介します。
個人情報には十分に配慮しながらも、伝えられることは書いておくことで、それを読んだ今の20代の教員が、10年後、20年後に管理職を目指すかもしれない。だから私は書いています。
私の勤務する区の大きな特色として、「大学生による学習支援ボランティア」への支援が、他地域と比較して充実していることがあります。学校側としては、この制度を有効利用できれば、子どもたちにも教員にも支援をすることができます。そこで、私は昨年度末から大学生ボランティアを結集することに力を注いできました。
その結集の活動の中で、「日本教育再興連盟」というNPO法人との連携を生み出しました。リンクしたサイトをクリックして見ていただきたいのですが、文科省の関係者も後方支援しているしっかりした法人です。
この団体に所属している大学生たちは、本当に真面目に活動をしています。自ら組織運営をし、できる限りの学校支援をしようとしているのです。
そんな大学生の思いと、私の思いがマッチしたのか、法人の側で積極的にボランティア体制を組んでくれまして、この5月より4名の大学生が学習支援に参加してくれることになりました。
さらに、この法人以外にも、地元T大学から2名、教育系S大学から2名の学習支援ボランティアが入ってくれるように交渉が成立しています。
たぶんここまで手厚い大学生ボランティア集団を組織できる学校も、そうはないと思うんですよね。
教員志望の大学生を育成しながら、自分の学校を安定させる。
一石二鳥です。
若い純粋な力を、もっともっと結集すること。こうした管理職の陰の努力が成果を顕すようになれば、きっとみんなが愉しくなる新しい時代の学校作りができるのではないかと思います。