人間は3種類に分けられるよ | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

このブログは小学生バレーボールチーム「矢口タートルズVC」の情報と、小学校教育に関する情報を発信しています。

最近、辰巳ジャンプの子どもたちが書いてくるノートには、「レギュラーになるんだ」「レギュラーを取られない」という書き込みが増えています。チーム内で競争があることは、お互いの技術を上げていくのに大きな力となるので、良いことだと思っています。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)していくことが大事です。

では、「レギュラー」とは何でしょうか?

ただ試合に出ることを「レギュラー」だと簡単に考えられても心の財産にはならないので、ひとつの考え方を教えることにしました。

「みんなはレギュラー、レギュラーというけれども、ではレギュラーとは何なのかを教えよう。これから話すことはすごく大事なことだから、しっかり覚えておくといいよ。」

そして教えたことは「人間には三種類ある」ということです。

「人間には、次の3種類の人がいるんだよ。」

(1)いてくれないと困る人

(2)いてもいなくてもいい人

(3)いない方がいい人


「自分の学校のクラスを見ても、こういうことは言えるよね。この子がいないとうちのクラスは困るという子もいるし、反対に、この子さえいなかったら良いクラスになるのに、という子もいるよね。」


「みんなが目指している『レギュラー』というのは、この中で(1)に当てはまる人です。この子が試合に出てくれないと困るという存在になればレギュラーです。(2)や(3)のような人は当然レギュラーにはなれません。誰からも“いてもらわないと困る人”だと思われるようになればレギュラーです。」

「会社でも同じことが言えるんだよ。この人は絶対にいてくれないと困るという(1)の人もいるけれども、(3)の『この人さえいなければ』という人もいます。みんなは『いてくれないと困る人』を目標にがんばろう。」



毎回の練習で、私がこれまでの人生で学んできた「人生訓」のようなものを子どもたちに伝えています。嬉しいことに、私が話したことを必ずノートに書いてくる子が多いのです。あと半年も指導していけば、私と子どもたちの関係はツーカーになりそうな気がします。

わたしにとって辰巳ジャンプの子どもたちは、かけがえのない、ありがたい存在です。


読んでいただきありがとうございます。
できましたら応援の1クリックをお願い致します。


にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へにほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村

マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館