
先週、中学生の卒業生が私のところに来て、「勉強方法を教えて下さい。」と相談してくれました。
それなら用意をするから1週間後に来てくれと約束し、準備をしました。
中学校の勉強は小学校の単元学習とはちがって、定期テストが基本リズムとなっているし、各教科ごとに担当の先生の出題傾向に違いがあるので、小学校の教員がアドバイスできるとしたら「モチベーションアップ」と「学習リズム」、さらに「成功法則」を実感させることと判断し、卒業生の心を向上心に向けるためにどうしたら良いかと考え抜きました。
その結果、考え出したのが「セルフマネジメントノートブック」です。(写真参照)
この「セルフマネジメントノートブック」の要素は下記のようになっています。
(1)目標管理
(2)スケジュール管理
(3)学習定着シート
(4)俳句による言語感覚育成
(5)日記マインドマップによる脳活性
1週間考えて、修正に修正を加えただけに、けっこうできが良いと自画自賛しています。実際に職員室内ではかなり評判が良く、中学生を子育て中の先生は「これいい!私の息子にやらせるからちょうだい!」と言って持って帰ってくれました。

なんと残念なことに、約束していた卒業生は連絡もなく来ませんでした。本人たちは意識していないでしょうが、残念ながらこれほどのチャンスを生かし切れない生き方なわけです。「生きる力」というのはこうしたコミュニケーション能力にも出てくるわけです。本人たちがこのブログを見ることはないでしょうが、誰かが伝えてくれることを期待して、あえて書き残しておきます。
実は、このノート作りに大きなヒントを得ました。
近い将来、私は学校の「オリジナルノートブック作成構想」に着手しようと思います。現任校では実現できないと思っています。次の赴任校か、またその次の赴任校では実現する方向で、アイデアを蓄積していこうと思います。
また、指導している辰巳ジャンプでも、子どもたちが書く「練習用オリジナルノート」を自費で作ろうと思っています。
「オリジナルなノート」を作成することで、自分がやろうとしている教育を実現する近道となるはずだと直感しています。
読んでいただきありがとうございます。
できましたら応援の1クリックをお願い致します。


![]() | マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス) |
クリエーター情報なし | |
小学館 |