
昨日、今日の2日間、神田の消防技術試験講習場に足を運び、「防火防災管理新規講習」を受講してきました。
昼食休憩の1時間をはさみ、午前9時から午後5時までの目いっぱいの講習。「途中で寝たら資格は認めません。」という冒頭の厳しい指導に、マインドマッパーである私としては「モチベーション上昇目盛り」が振り切りました。
2日間でかいたマインドマップは5枚。この5枚で消防法を根拠にする「防災管理者」の仕事はほぼ頭の中に入りました。配布されたテキストは3冊。
「防火防災管理の知識」・・・・P358
「消防関係法令集」・・・・・P1054
「消防計画の作成」・・・・・・P457
5枚のマインドマップで概要はキャッチしました。
はっきり認識したのは、この「防火防災管理新規講習」は全教職員が受講した方が良いということです。子どもたちの命を預かっている私たち学校職員の仕事。そしてこれから何年か後に「東京湾北部地震」が確実に起こるだろう現実。この2点だけを取ってみても、全教職員の防災意識を高める必要は100%あります。
私自身、明日からさっそく防災管理という目で学校を見ていこうと感じています。
さて、この講習会、全講習を終えた直後に「効果測定」があります。70点が合格点。取れないと居残り講習です。
いわゆる「テスト(試験)」です。
消防署としては全員を合格させないと「防災管理者」が増えないので、必ず合格するようにさまざまに工夫してくれるのです。ですから落ちることはないのですが、「テスト」という状況になったらマインドマップ効果を試してみたくなるんですよマインドマッパーは。そこで、満点を取ることを自分の課題にしてみたわけです。
休憩時間に他の人たちは喫煙に行ったり、のんびり休んでいたりしていましたが、私は黙々と復習のマインドマップをかいていました。それが画像のものです。
セントラルイメージは東京消防庁のマスコットキャラクター「キュータくん」です。(あんまりうまくかけませんでした。)
そして出題可能性の高い内容をブランチにかいていきました。
記憶に残さないといけないので、忘れそうなところにはイメージの力を活用していきました。例えば、特定防火対象物のブランチにある「2回↑/年」というイメージ。効果測定の時に、この回数ですごく悩んだのですが、脳裏に浮かんだのは「2」という数字を「赤の太字」にしたこと。不思議なことに試験中「2」がものすごく強いイメージで思い起こされました。
また、休み時間中に「イメージ(絵)」をかき入れていたブランチは、試験中に確実に思い出すことができていました。
受講生全員を合格させなくてはならない簡単な効果測定だったわけなので、もっと難しい試験にマインドマップは対応できるのか?という疑問も残りますが、それでも休憩時間中も集中をとぎらせることなく学習を続けることができたということは、マインドマップの「楽しく学習する」という効果であることは間違いありません。
自分の実戦(試験)にマインドマップを活用することで、また新しい道を開けたような感覚を得ています。
「防災計画」もマインドマップでかいたら、もしかしたら皆さんの命を救える可能性が高まるかもしれませんね
読んでいただきありがとうございます。
できましたら応援の1クリックをお願い致します。


![]() | マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス) |
クリエーター情報なし | |
小学館 |