私は現在、教務主任+5,6年生の少人数算数担当+新規採用教員指導担当という立場で動いています。
教員になって以来、初めて担任をはずれました。担任をはずれて感じたことは、4月のスタートにあたり、小学校の担任は本当に多くの作業があって大変だということです。ということは、担任からはずれた今の私にはかなり余裕があるということになります。その余裕を使って、副校長の補佐をしています。副校長職もまた、3月末から4月にかけて、信じられないほどの仕事量であり、少しでも軽減できるように嘱託の先生と私の二人が動いています。
昨日、担任の発表があった時に、昨年度担任していた新5年生の子どもたちは面白い反応をしてくれました。校長先生が「少人数算数担当○○先生、それから井上先生。」と発表した瞬間、「えーっ!?」という声をあげ、みんな私の顔を見ました。「どうして井上先生が担任を持たないの???」「算数少人数担当??? う~ん、厳しい算数の授業になるなぁ・・・」という反応でした(笑)。
新5年生の子どもたちは、4年生の最後のころには「きっと井上先生は、5年生では担任しないけど、私たちが6年生になった時にはもう一度担任してくれるだろう。」という淡い期待をしてくれたわけです。それが担任からはずれるという予想外の配置に驚いたようですね。
今年度の私の使命は「教員の育成」にあります。全力をあげて力ある教員を育てていこうと思います。
今日も校内教員研修会の講師を担当し、「朝読書の効用」について講演をし、さらにファシリテーターとしてKJ法を使って「私たちが育てる児童のスタンダード(標準)な姿」についてのブレインストーミングを行いました。
これからたくさん出張授業をし、先生たちの研修を担当していこうと思っています。
私が持っている「指導財産」のすべてを駆使して、勤務校のみならず可能な限りの学校の先生方の力となっていく平成23年にしていきます。
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