![]() | 新美南吉童話の本質と世界 |
北 吉郎 | |
双文社出版 |
![]() | ごんぎつねのふるさと―新美南吉の生涯 |
大石 源三 | |
エフエー出版 |
今、「ごんぎつね」の指導にあたって、新美南吉の研究に没頭しています。
調べれば調べるほど、南吉の悲しい人生が心に迫ってきます。
少年時代に母親を失った体験が、南吉の心の中に障害として残った。心の中にポッカリと空いた「寂しい空洞」を埋めるために、南吉は創造力を働かせる童話の世界に「愛情」を求めた。これは神田昌典氏が書いた小説『成功者の告白』の中にある、成功とその裏にあるマイナス要素のバランス関係を想起する、「天秤の関係」に当てはまります。
![]() | 成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語 |
神田 昌典 | |
講談社 |
南吉作品を読んでいく時、27歳で「死を自覚」した1月の前と後では、作風に激変を起こしていることが分かります。
死との格闘を3ヶ月間した末に、ある確信に至ったことが予想されています。そのことを書き出すと、何度も連載をしないといけないほど深い内容になってしましますので、ブログでは書かないようにします。
興味のある方は、ここに紹介した本を読んでみて下さい。
読んでいただきありがとうございます。
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![]() | マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス) |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
「マインドマップで作文すらすらワーク」の中には、新美南吉の晩年の作品である「狐」を例にした「読書感想文の書き方マインドマップ」が紹介されています。