内田康夫 著 『教室の亡霊』 | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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教室の亡霊
内田 康夫
中央公論新社

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何かを深く考えるための本ではありません。ミステリー推理小説です。ただ学校が舞台になっていますし、今の学校が抱える諸問題を扱っている内容なので、学校関係者が読んだら一層イメージしやすい本です。例えば、教師のノイローゼの問題とか、若手・ベテランに限らず学級が荒れる問題、モンスターペアレンツの問題、教員採用の裏取引の問題といったところが出てきます。

約400ページありますが、エンターテーメント性が高いので、たちまち読み終えるでしょう。すき間のちょっとした時間に本を手にとって読書を楽しむにはお薦めの一書です。