「子どもたちのかもし出す空気を楽しんでください」・・・・卒業を祝う会 | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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卒業に向けての取り組みと、来年度に向けての教務の仕事が重なって、とうとう体が悲鳴をあげている井上です。1週間、のどの痛みと微熱がおさまらなかったので、さすがに今日は授業の後に休暇をいただいて病院へ行きました。診断は「急性咽頭炎」ということで、吸引治療と、抗生物質や胃腸薬など7種類の薬を処方していただきました。
治療後、4時間たちましたが、すでに治療の効果がどんどん出ていて、だいぶ楽になりました。お医者さんが処方する薬はすごいですね。



さて、昨日・・・・・

3月4日、卒業を祝う会を開催しました。
多くの保護者の方々と教職員の参加があり、にぎやかな会にすることができました。
ご協力いただきました皆様方に篤く御礼申し上げます。

今回、卒業に向けての大きな通過点であるこの「卒業を祝う会」を行うに当たり、子どもたちは様々な思いを込めて取り組んできました。

音楽の先生が1カ月入院されたことで、この間の練習を子どもたちの力だけで行わなければならなかった。この試練が子どもたちの自覚を高め、学年のまとまりを作り、そして私たち担任が予想もしていなかった力を発揮する結果につながりました。まさに「災い転じて福となす」「ピンチこそ最大のチャンス」の言葉通り、ハンディを飛躍へのバネとすることができたのです。

祝う会、また卒業式への子どもたちの思い入れは、代表児童のスピーチに象徴的に表れていました。

「私たち6年生の目標は、これまでにない最高の卒業式を創り上げることです。」

その卒業式=ゴールに向けて、ラストスパートをかける一歩目が、この卒業を祝う会でした。

担任としては、絶対に失敗することが許されないというプレッシャーの中で、微妙なかじ取りをしてきた感じです。そのプレッシャーが病気となってあらわれたのでしょうか。



今回の祝う会では、終わりの言葉を話した子が、原稿を読まずにマインドマップ1枚を持って、3分間のスピーチをしました。しかもこのマインドマップをかいたのが3日前です。話している内容はあまり整理されてはいませんでしたが、150名以上もの人が聞いている中で、原稿なしで3分間スピーチする小学生。これぞマインドマップによって引き出された力と言えますね。


別角度からモジャ先生も記事を書いていますので、ご覧ください。
「最高の卒業式に向けて・・・卒業を祝う会」