
11月14~15日と2日間で開催された「全国小学生バレーボール指導者二次講習会」を受けてきました。これは日本小学生バレーボール連盟が各チームの指導者を育成するために行っているもので、バレーボール界の状勢、子ども達を教えるための心得、様々な指導方法、審判方法、バレーボールマナーなどを学び合います。
こうした講習会はどのスポーツでも行われているもので、子ども達を指導しようという者は、必ず学ぶべき内容です。学びもしないで子どもを指導するということは自己満足以外の何ものでもないわけで、これは教師の世界にも同じようなことが言えるでしょう。学ばない指導者は、純粋な小学生の子どもたちの前に立つべきではないのです。
さて、今回は初日に高輪高校講堂で講義、2日目は稲城総合体育館で実技という構成でした。初日の講義では、相変わらず「井上スタンス」を保ち、最前列中央に陣取りました。最前列には私ともう一人、遠く福岡から研修に来られた指導者の方だけ。はい、講演を聴く場合、この誰もいない環境が学びには最も良いと感じています。余計なことを考えなくなります。
東京開催の講習会なので、受講生はよく知っている方ばかり。休憩時間にたくさん「あれ?一番前に座っているんだ!」と声をかけられましたが、「ここが私の指定席なんですよ(笑)」と答えておきました。
今回はバレーボールの話題ということもあり、きっと話があっちへこっちへいくにちがいないと判断し、手書きではなくパソコンの「iMindMap」で記録を取りました。「iMindMap」の良い面は、書き込んだ後にブランチ位置の調整が簡単だということです。見やすく直すことをしようと思っているときにはこれが一番です。
その記録の一つがこれです。↓

工藤先生の講義「攻撃指導法」を記録したものです。
参加して話を聞いていた方なら、きっとこのマインドマップを見れば内容を思い出せるはずです。
2日目の実技では、私も5~6年前にずいぶん学んだ「0ポジション」の理論や「初動負荷理論」を元にした指導方法が、工藤先生からたくさん紹介されました。かつて一生懸命に学んだことが次々に思い出され、
(あ~、これではいけない。バレーの指導方法も再度学び直さないと“腐れ監督”になってしまうぞ・・・)
と猛反省しました。
バレーボールもあと2ヶ月で「ミカサ杯教育大会」が始まります。どこまでできるか分かりませんが、少ない練習時間で最大の効果が上がるように努力していくつもりです。
辰巳ジャンプの子ども達は、宿題を必ずやってくださいね!
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