
今、我がクラスの道徳では『ポジティブ思考ワーク』と称して、私が指導プログラムを試行錯誤しながら、子ども達を鍛えています。
今日の授業で行ったテーマです。
「多くの人は、行動をしてもいない、やってもいないのに最初から『できない』とか、『無理~』とか言ってしまうのはなぜなのか?」
少々時間が無かったので、たった5分間の「速射マップ」で子ども達は自分の考えをまとめ、その後次々に意見を出してもらいながら、15分間でグループマインドマップに仕上げていきました。(画像参照)
ここに出てきた子ども達の意見が素晴らしい!!!!!
私はな~んにも言わずに、書記に徹していたのですが、次に書くような意見が飛び出し続けました。
『“できない”と言ってしまうのはなぜ?????』
・勉強が難しいという先入観がある。
・単なる印象だけで「できない」と決めてつけている。
・最初からあきらめている。
・最初から「できない」と決めつけている。
・無意識に「できない」と感じている。
・これまでの経験から「できない」と感じている。
・自分にはそんな「可能性」はないと思いこんでいる。
・「自分は負け組だ」と思いこんでいる。
・「できないこと」を想像してやめてしまう。
・自分で勝手に限界を作っている。
・自分に自信がない。これまでの経験がカベとなってそう思わせている。
・自分の力を信じることから目をつぶっている。
・自分の力に自分でストップをかけている。
・失敗を拒否して、ネガティブな心が起こってしまう。
・最初から「つまらない」「めんどくさい」と思いこんでいる。
・最初から失敗を恐れて何もしない。
・いろいろな理由をつけて挑戦しない。
・「できない」という人の言葉は、周りの人たちにも悪い影響を与える。
・人と比べて自分はできないと思いこんでいる。
・「できない」とか「無理」という言葉が口癖になっている。習慣化されている。
・周りの人を気にして挑戦しなくなる。
・周りの人の言葉や行動にに流される。「ミラーニューロンだ!」
・周りの人に合わせないと不安なるため、自分も「できない」と言ってしまう。
【まとめ】
☆「できない」と言う人は、本当はできるのに行動を起こさないから“できない”のだ!
この授業をやっていて、私が心底驚いたのは、『自分力』という言葉が子ども達の中から出てきたことです。
実は、マインドマップ(R)フェロー第1期の「あらっち先生」と「鹿江先生」と私の3人で、『自分力』という概念を作り出して、人生を大きく開いていける人間を育てようと話し合っていた最中だったのです。
6年生の子ども達、恐るべし!!! です。