
辰巳ジャンプの今日は夏休みで体育館が1日中使えるので、午前午後と通しでしっかり練習しました。
3年生が中心のチームなので、少々遅めの練習スタートをして、午前は2時間練習。サーブとパスの基本をくり返しました。
お昼ご飯を食べて、午後は始めに「読書感想文のためのマインドマップ講座」を開催。夏休みの中で小学生の子ども達が一番頭を悩ませる宿題である「読書感想文」について、マインドマップで構想を立てる方法を教えました。実際に作文を書くのは明日になります。

マインドマップを教えるために例として板書したのがこの画像です。
ストーリーは誰もが知っている「桃太郎」です。
今回、子ども達の意見を聞きながら書いていくと、感想のブランチで一人が、
「前から変だなぁ?と思っていたことがある。」
と言い出しました。そこで聞いてみると、
「なんで桃の中に入っていたの?どうやって赤ちゃんが桃の中に入るの?」
ということ。これをきっかけに、次々と疑問点が出てきました。
「人間が入っている桃がプカプカ浮かんでくるなんて変だ。」
「桃の中で生きているなんて信じられない。」
「おばあさんが人間の入っている重い桃を自分の家まで持っていけるのかな?」
「犬は肉食なのに、なんでキビダンゴを食べられたの?」
「人間一人と小さな動物3匹だけで、たくさんいる鬼に勝つなんてできないんじゃないの?」
子どもらしい疑問です。
これを感想文に直すと、
「私は桃太郎を読んでみました。桃太郎は日本の昔話で、桃から生まれた桃太郎が大きくなって、イヌやサル、キジを家来にして、鬼を退治する物語です。私は桃太郎を読んでみて、変だと思ったところがたくさんあったので、それを書きます。
まず、桃太郎はどうやって桃の中に入ったのでしょうか?・・・・・(続く)」
と、マインドマップに出てきたものを文章に直すと、こんな感じになるだろうと教えました。
その後、一人一人の感想文マインドマップに取り組みました。
集中して感想文構想を立てること40分間。かなり脳を使ったようでしたから、体を休めると言うよりは頭を休めるために、30分間のお昼寝もさせました。
その後、2時間練習。今日はたっぷり練習して、子ども達も満足してくれたようです。
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