「どんなクラスになりたいのか?」というテーマで意見交換をしながら、私がマインドマップでまとめていきました。飛び込みで入った授業の割には、非常に活発な意見が飛び交い、私はいつものように「書記」に徹していれば良い状態になりました。
そして最後には、「自分達は世界一のクラスを作る」という目標を持ち授業を終えました。
今日の本題はここからです。
図工の授業を早く終えた我がクラスの6年生が、私が授業をしている教室の外を通り、「あれ?先生が他のクラスで授業をしているぞ???」という顔でのぞき込みます。しかし、けっして邪魔になるようなことはしません。そっと様子を見ているのです。こういう時の6年生の眼差しってとっても良いのです。とっても温かいのです。
また、授業を終えて教室から出た時に、みんなよりも遅くまで図工の作業をしていた女子集団と出くわしました。その瞬間に子ども達は私が他学年のために授業をしていたことを察し、言葉では言い表せないような笑顔を送ってくれました。こちらも(うん、うん、そうなんだよ。分かるよね。)というような気持ちを送りながら笑顔でアイコンタクト。
この呼吸、文字で伝わりますかねぇ・・・
つまり大人同士の無言の会話が6年生になると成り立つのですよ。
あうんの呼吸とでも言えますでしょうか。
そんなわけで、私が教員生活の80%を高学年担任として送っているのも、このような言葉を超えた世界に居心地の良さを感じていることが理由のひとつです。
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