
画像は春休み前に5年生の子が個人的に「見てください」と私の所に持ってきたメモを元にしてマインドマップにしたものです。
この子はマインドマップをしっかり学んだわけではないので、「マインドマップってこれでいいんですか?」と持ってきたものは、フィンランド式の「カルタ」またはウェビングマップのようなものだったわけです。
物事は目的に応じていろんな手法を用いて思考すれば良いので、何が優れているとか劣っているとかいうことはないと思っていますが、よく質問をされることのひとつに、「マインドマップとコンセプトマップの違いは何ですか?」「ウェビングと何がちがうんですか?」「シンプルマッピングとのちがいは?」というものがありますので、簡単に触れておきましょう。
マインドマップでの教育実践を1年強続けてきて感じた私の私見ですので、トニー・ブザンが言ったものではありません。その点を最初にお断りしておきます。
物事を思考するだけであるならば、自分がやりやすい手法を用いれば良いと感じます。実際に私自身もアイデアを湧かす時には本格的なマインドマップを描きません。メモ帳にシンプルに書き込みながら「速射マップ」を何枚何枚もかきます。この作業は外を歩きながらやることが多いです。なぜ外を歩くかというと、全身運動をしながら五感をフルに回転させることができる気がするからです。授業アイデアが最も出る場所は、駅から学校までの10分間の歩きの間です。
このたくさんある速射メモを元にして、本格的なマインドマップに描き直します。
この作業は単なる発想法の領域を超えていると感じます。脳活性法の領域に進んでいると思います。つまり「全脳思考=ホールブレイン」の状態を作り出してくれる感覚があります。
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さて、私に本格的なマインドマップを描かせてくれたこの子がいったい何を考えてきたのかと言いますと、大変哲学的なことを深々と考えてきたわけです。
「人は何のために学ぶのか?」
「人はどうして生きるのか?」
「人はどうして死んでしまうのか?」
「時間はどうしてもどってくれないのか?」
「大切な人はどうして生き返らないのか?」
などなど・・・・・
そこで「ここまで考えたなら、マインドマップに描き直してあげたい」と思って、けっこう頑張って描いたのです。
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