12年間の人生マインドマップ | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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こどもたちの12年間の人生をまとめていったマインドマップなので、個人情報満載のため鮮明な画像はお見せできないのが残念です。

勢揃いした人生マインドマップを貼りだしたものです。
いかがでしょうか。


今回、卒業文集を書くに当たって、単純に作文を書かせるのではなく、これまでの12年間を振り返ることで、自分自身を見つめさせていくように指導しました。自分の12年の人生を客観的に見ることによって「メタ認知」させようと思ったわけです。
このあたりの指導は、福島県の高校でマインドマップを使いながら「キャリア教育」の実践をされている「あらっち先生(教育フェローの同期)」に学ばせていただけたことがとても参考になりました。

この「人生マインドマップ」を描いた後に、「未来マインドマップ」も描いていきました。自分はこれまでこういう成長をしてきた、そして将来にこういう希望を持っている。それを実現するためにはこうしたらいいのではないかと思っている。
そんなところまで描かせることで、自分の進路=生き方を前向きに、ポジティブに、「前進!前進!」を合い言葉にしてくれたらいいなぁ。

それが「生きる力」になるんだろうなぁ!

そう思いながら指導したわけであります。


さて、この後の卒業文集テーマ。
ちょっと偏りが生まれてしまって、
「う~~~ん、良いのかなぁ・・・・」
と私自身の中に“プチ失敗感”が生まれました。

大半の子が「自分の将来像」を作文に書きたいと言い張るわけです。
しかもその内容は「チョ~具体的」です。

例えば、将来「ゲームクリエイター」になりたいというY君は、中学では英語を始めとする勉強をしっかりやった上で、C言語もマスターし、さらに絵の勉強もすることになる。
高校ではこうして、大学ではこうなって、Nという会社で実績を作り、起業するというような、まるでプロゴルファーの石川遼くんが小学校の時に書いた卒業作文みたいな内容の文章になっています。

Y君だけではありません。たくさんの子が具体的な将来計画を書いています。

私は卒業学年を指導するのが9回目ですけど、これほど偏ったテーマ性になってしまったのは初めてです。

まあ、いいだろう!
夢も希望もないなんて教師が口にしてしまうような時代なんだから、でっかい夢をガチッと持たせることが大事だろう!
この卒業文集が、この子たちを自動操縦してくれることだろう。

答えは10~30年後に分かります。(それが教師の仕事の成果です。)

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